1級管工事施工管理技士の過去問
令和3年度(2021年)
問題A 問37

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問題

1級 管工事施工管理技術検定試験 令和3年度(2021年) 学科試験 問題A 問37 (訂正依頼・報告はこちら)

浄化槽に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
  • 浄化槽は、水洗便所のし尿、工業廃水等の汚水を処理する設備又は施設である。
  • 浄化槽は、生物化学的処理において生物膜法と活性汚泥法に大別される。
  • 浄化槽は、積雪寒冷地を除き、車庫、物置等の建築物内への設置は避ける。
  • 消毒には、一般的に、次亜塩素酸カルシウム錠、塩素化イソシアヌール酸錠等の固形塩素剤が使用される。

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この過去問の解説 (2件)

01

浄化槽についての問題です。

選択肢1. 浄化槽は、水洗便所のし尿、工業廃水等の汚水を処理する設備又は施設である。

工業廃水は誤りです。

浄化槽は、水洗便所のし尿、雑排水の汚水を処理する設備又は施設です。

選択肢2. 浄化槽は、生物化学的処理において生物膜法と活性汚泥法に大別される。

浄化槽は、生物化学的処理において生物膜法と活性汚泥法に大別されます。

選択肢3. 浄化槽は、積雪寒冷地を除き、車庫、物置等の建築物内への設置は避ける。

浄化槽は、積雪寒冷地を除き、車庫、物置等の建築物内への設置は避けます。

臭気が問題になります。

選択肢4. 消毒には、一般的に、次亜塩素酸カルシウム錠、塩素化イソシアヌール酸錠等の固形塩素剤が使用される。

消毒には、一般的に、次亜塩素酸カルシウム錠、塩素化イソシアヌール酸錠等の固形塩素剤が使用されます。

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02

「浄化槽」に関する問題です。

選択肢1. 浄化槽は、水洗便所のし尿、工業廃水等の汚水を処理する設備又は施設である。

適当ではありません。

浄化槽は水洗便所のし尿または雑排水を処理する設備又は施設です。

選択肢2. 浄化槽は、生物化学的処理において生物膜法と活性汚泥法に大別される。

適当です。

本文のとおり生物膜法と活性汚泥法に大別されます。

生物膜法」は、微生物を担体の表面に付着させ、それに汚水の汚濁物質を分解させる方法であり、

活性汚泥法」は、ばっ気して好気性の微生物に水中の有機物を処理させる方法です。

選択肢3. 浄化槽は、積雪寒冷地を除き、車庫、物置等の建築物内への設置は避ける。

適当です。

本文のとおり「建築物内への設置」は避けます。

選択肢4. 消毒には、一般的に、次亜塩素酸カルシウム錠、塩素化イソシアヌール酸錠等の固形塩素剤が使用される。

適当です。

浄化槽の消毒に用いられるものは、次亜塩素酸カルシウム錠、

塩素化イソシアヌール酸錠等の「固形塩素剤」が使用されます。 

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