1級管工事施工管理技士 過去問
令和3年度(2021年)
問49 (問題B 問49)

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問題

1級管工事施工管理技士試験 令和3年度(2021年) 問49(問題B 問49) (訂正依頼・報告はこちら)

機器の据付けに関する記述のうち、適当でないものはどれか。
  • 屋内設置の飲料用受水タンクの据付けにおいて、はり形コンクリート基礎上の鋼製架台の高さを100mmとする場合、当該コンクリート基礎の高さは500mmとしてよい。
  • 雑排水用水中モーターポンプ2台を排水槽内に設置する場合、ポンプケーシングの中心間距離は、ポンプケーシングの直径の3倍としてよい。
  • 貯湯タンクの据付けにおいては、周囲に450mm以上の保守、点検スペースを確保するほか、加熱コイルの引抜きスペース及び内部点検用マンホール部分の点検作業用スペースを確保する。
  • ゲージ圧が0.2MPaを超える温水ボイラーを設置する場合、安全弁その他の附属品の検査及び取扱いに支障がない場合を除き、ボイラーの最上部からボイラーの上部にある構造物までの距離は、0.8m以上とする。

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この過去問の解説 (3件)

01

工事施工の機器の据付けについての問題です。

選択肢1. 屋内設置の飲料用受水タンクの据付けにおいて、はり形コンクリート基礎上の鋼製架台の高さを100mmとする場合、当該コンクリート基礎の高さは500mmとしてよい。

屋内設置の飲料用受水タンクの据付けにおいて、はり形コンクリート基礎上の鋼製架台の高さを100mmとする場合、当該コンクリート基礎の高さは500mm以上確保します。

選択肢2. 雑排水用水中モーターポンプ2台を排水槽内に設置する場合、ポンプケーシングの中心間距離は、ポンプケーシングの直径の3倍としてよい。

雑排水用水中モーターポンプ2台を排水槽内に設置する場合、ポンプケーシングの中心間距離は、ポンプケーシングの直径の3倍以上確保します。

選択肢3. 貯湯タンクの据付けにおいては、周囲に450mm以上の保守、点検スペースを確保するほか、加熱コイルの引抜きスペース及び内部点検用マンホール部分の点検作業用スペースを確保する。

貯湯タンクの据付けにおいては、周囲に450mm以上の保守、点検スペースを確保するほか、加熱コイルの引抜きスペース及び内部点検用マンホール部分の点検作業用スペースを確保します。

選択肢4. ゲージ圧が0.2MPaを超える温水ボイラーを設置する場合、安全弁その他の附属品の検査及び取扱いに支障がない場合を除き、ボイラーの最上部からボイラーの上部にある構造物までの距離は、0.8m以上とする。

構造物までの距離 0.8m以上が誤りで、正しくは1.2m以上です。

ボイラーの最上部からボイラーの上部にある構造物までの距離は、1.2m以上としなければなりません。

まとめ

機器の種類・用途によって据付方法が異なります。

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02

機器の据付けに関する問題です。

選択肢1. 屋内設置の飲料用受水タンクの据付けにおいて、はり形コンクリート基礎上の鋼製架台の高さを100mmとする場合、当該コンクリート基礎の高さは500mmとしてよい。

適当です。

コンクリート基礎の高さ500mm+はり形コンクリート基礎上の鋼製架台の高さを100mmによってスラブからの高さは600mmとなります。

屋内設置の飲料用受水タンクの据付けにおいて保守点検を容易に点検できる距離の確保として底面は「スラブから600mm以上」となりますので、この本文は適当です。

選択肢2. 雑排水用水中モーターポンプ2台を排水槽内に設置する場合、ポンプケーシングの中心間距離は、ポンプケーシングの直径の3倍としてよい。

適当です。

雑排水用水中モーターポンプ「2台」を排水槽内に設置する場合、

ポンプケーシングの中心間距離は、ポンプケーシングの「直径の3倍以上」の距離とします。

選択肢3. 貯湯タンクの据付けにおいては、周囲に450mm以上の保守、点検スペースを確保するほか、加熱コイルの引抜きスペース及び内部点検用マンホール部分の点検作業用スペースを確保する。

適当です。

貯湯タンクの据付けに関して述べており、保守・点検スペースは「周囲450mm以上」、

加熱コイルの引抜きスペース及び内部点検用マンホール部分の点検作業用スペースを確保しなければなりません。

選択肢4. ゲージ圧が0.2MPaを超える温水ボイラーを設置する場合、安全弁その他の附属品の検査及び取扱いに支障がない場合を除き、ボイラーの最上部からボイラーの上部にある構造物までの距離は、0.8m以上とする。

適当ではありません。

ゲージ圧が0.2MPaを超える温水ボイラーを設置する場合は、本文のような支障がない場合を除き、

ボイラーの最上部からボイラーの上部にある構造物までの距離は「1200mm以上」となります。 

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03

機器の据付けに関する問題です。

選択肢1. 屋内設置の飲料用受水タンクの据付けにおいて、はり形コンクリート基礎上の鋼製架台の高さを100mmとする場合、当該コンクリート基礎の高さは500mmとしてよい。

 

文章の通りです。

 

はり形コンクリート基礎上に鋼製架台の高さを100mm

設ける構成でコンクリート基礎高さ500mmとすることは

点検・構造安全性を考慮すれば問題ないです。

選択肢2. 雑排水用水中モーターポンプ2台を排水槽内に設置する場合、ポンプケーシングの中心間距離は、ポンプケーシングの直径の3倍としてよい。

 

文章の通りです。

 

雑排水用水中モーターポンプ2台を排水槽内に設置する場合、

ポンプケージングの直径の3倍の中心間距離とするのは

一般的です。

選択肢3. 貯湯タンクの据付けにおいては、周囲に450mm以上の保守、点検スペースを確保するほか、加熱コイルの引抜きスペース及び内部点検用マンホール部分の点検作業用スペースを確保する。

 

文章の通りです。

 

貯湯タンクの据付け

・周囲450mm以上の保守・点検スペース

・加熱コイル引き抜きスペース

・内部点検用のマンホールの作業スペース

を確保します。

 

選択肢4. ゲージ圧が0.2MPaを超える温水ボイラーを設置する場合、安全弁その他の附属品の検査及び取扱いに支障がない場合を除き、ボイラーの最上部からボイラーの上部にある構造物までの距離は、0.8m以上とする。

 

ゲージ圧0.2MPa超える温水ボイラー設置時の

構造物までの距離は1.2m以上とします

 

 

よって設問は誤りです。

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