1級管工事施工管理技士の過去問
令和3年度(2021年)
問題B 問63

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問題

1級 管工事施工管理技術検定試験 令和3年度(2021年) 学科試験 問題B 問63 (訂正依頼・報告はこちら)

1号消火栓を用いた屋内消火栓設備の設置に関する記述のうち、「消防法」上、誤っているものはどれか。
  • 主配管のうち、立上り管は、管の呼びで50mm以上のものとしなければならない。
  • 屋内消火栓の開閉弁は、床面からの高さが1.5m以下の位置又は天井に設けることとし、当該開閉弁を天井に設ける場合にあっては、当該開閉弁は自動式のものとしなければならない。
  • 水源の水量は、屋内消火栓の設置個数が最も多い階における当該設置個数(当該設置個数が2を超えるときは、2とする。)に2.6m3を乗じて得た量以上の量としなければならない。
  • 加圧送水装置は、屋内消火栓設備のノズルの先端における放水圧力が0.7MPaを超えるように設けなければならない。

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この過去問の解説 (2件)

01

消防法の屋内消火栓設備についての問題です。

選択肢1. 主配管のうち、立上り管は、管の呼びで50mm以上のものとしなければならない。

主配管のうち、立上り管は、管の呼びで50mm以上のものとします。

(消防法施行規則第12条第1項第六号へ)

選択肢2. 屋内消火栓の開閉弁は、床面からの高さが1.5m以下の位置又は天井に設けることとし、当該開閉弁を天井に設ける場合にあっては、当該開閉弁は自動式のものとしなければならない。

屋内消火栓の開閉弁は、床面からの高さが1.5m以下の位置又は天井に設けることとし、当該開閉弁を天井に設ける場合にあっては、当該開閉弁は自動式のものとします。

(消防法施行規則第12条第1項第一号)

選択肢3. 水源の水量は、屋内消火栓の設置個数が最も多い階における当該設置個数(当該設置個数が2を超えるときは、2とする。)に2.6m3を乗じて得た量以上の量としなければならない。

水源の水量は、屋内消火栓の設置個数が最も多い階における当該設置個数(当該設置個数が2を超えるときは、2とする。)に2.6m3を乗じて得た量以上の量となるようにします。

(消防法施行令第11条第3項第一号ハ)

選択肢4. 加圧送水装置は、屋内消火栓設備のノズルの先端における放水圧力が0.7MPaを超えるように設けなければならない。

「0.7MPaを超える」が誤りで、正しくは、「0.7MPaを超えない」です。

加圧送水装置は、屋内消火栓設備のノズルの先端における放水圧力が0.7MPaを超えないように設けなければなりません。

(消防法施行規則第12条第1項第七号ホ)

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02

「消防法」上において、1号消火栓を用いた屋内消火栓設備の設置に関する問題です。

選択肢1. 主配管のうち、立上り管は、管の呼びで50mm以上のものとしなければならない。

適当です。

本文のとおり、主配管のうち、立上り管は、管の呼びで50mm以上のものとしなければならなりません。

(消防法施行規則第12条第1項6号へ)

選択肢2. 屋内消火栓の開閉弁は、床面からの高さが1.5m以下の位置又は天井に設けることとし、当該開閉弁を天井に設ける場合にあっては、当該開閉弁は自動式のものとしなければならない。

適当です。

本文のとおり、屋内消火栓の開閉弁は、「床面からの高さが1.5m以下」の位置又は天井に設けることとし、

当該開閉弁を天井に設ける場合にあっては、当該開閉弁は自動式のものとしなければなりません。

(消防法施行規則第12条第1項1号の2) 

選択肢3. 水源の水量は、屋内消火栓の設置個数が最も多い階における当該設置個数(当該設置個数が2を超えるときは、2とする。)に2.6m3を乗じて得た量以上の量としなければならない。

適当です。

本文のとおり、水源の水量は、屋内消火栓の設置個数が最も多い階における当該設置個数(当該設置個数が2を超えるときは、2とする。)に「2.6m3を乗じて得た量以上の量」としなければなりません。

(消防法施行令第11条第3項1号ハ)

選択肢4. 加圧送水装置は、屋内消火栓設備のノズルの先端における放水圧力が0.7MPaを超えるように設けなければならない。

適当ではありません。

正しくは、加圧送水装置は、屋内消火栓設備のノズルの先端における放水圧力が「0.17MPa」以上でなければなりません。

(消防法施行令第11条第3項1号ニ)

ちなみに放水量は、「130ℓ/min以上」となります。 

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