1級管工事施工管理技士の過去問
令和3年度(2021年)
問題B 問68

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

1級 管工事施工管理技術検定試験 令和3年度(2021年) 学科試験 問題B 問68 (訂正依頼・報告はこちら)

工程管理に関する記述のうち、適当でないものはどれか。適当でないものは二つあるので、二つとも答えなさい。
  • ネットワーク工程表において、作業の出発結合点の最早開始時刻から到着結合点の最遅完了時刻までの時間から、当該作業の所要時間を引いた余裕時間をトータルフロートという。
  • バーチャート工程表は、各作業の着手日と終了日の間を横線で結ぶもので、各作業の所要日数と施工日程が分かりやすい。
  • ネットワーク工程表において、後続作業の最早開始時刻に影響を及ぼすことなく使用できる余裕時間をインターフェアリングフロートという。
  • 総工事費が最少となる最も経済的な工期を最適工期といい、このときの施工速度を採算速度という。

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (2件)

01

工程管理についての問題です。

選択肢1. ネットワーク工程表において、作業の出発結合点の最早開始時刻から到着結合点の最遅完了時刻までの時間から、当該作業の所要時間を引いた余裕時間をトータルフロートという。

ネットワーク工程表において、作業の出発結合点の最早開始時刻から到着結合点の最遅完了時刻までの時間から、当該作業の所要時間を引いた余裕時間をトータルフロートといいます。

選択肢2. バーチャート工程表は、各作業の着手日と終了日の間を横線で結ぶもので、各作業の所要日数と施工日程が分かりやすい。

バーチャート工程表は、各作業の着手日と終了日の間を横線で結ぶもので、各作業の所要日数と施工日程が分かりやすいのが特徴です。

選択肢3. ネットワーク工程表において、後続作業の最早開始時刻に影響を及ぼすことなく使用できる余裕時間をインターフェアリングフロートという。

インターフェアリングフロートが誤りです。

正解は、フリーフロートです。

ネットワーク工程表において、後続作業の最早開始時刻に影響を及ぼすことなく使用できる余裕時間をフリーフロートといいます。

選択肢4. 総工事費が最少となる最も経済的な工期を最適工期といい、このときの施工速度を採算速度という。

採算速度が誤りです。正解は、経済速度です。

総工事費が最少となる最も経済的な工期を最適工期といい、このときの施工速度を経済速度といいます。

採算速度とは、採算が取れる施工速度をいいます。

参考になった数57

02

工程管理に関する問題です。適当でないものを二つ選択する問題ですので、気を付けましょう。

選択肢1. ネットワーク工程表において、作業の出発結合点の最早開始時刻から到着結合点の最遅完了時刻までの時間から、当該作業の所要時間を引いた余裕時間をトータルフロートという。

1.適当です。

本文のとおり、ネットワーク工程表において、作業の出発結合点の「最早開始時刻」から到着結合点の「最遅完了時刻」までの時間から、当該作業の所要時間を引いた余裕時間を「トータルフロート」といいます。

選択肢2. バーチャート工程表は、各作業の着手日と終了日の間を横線で結ぶもので、各作業の所要日数と施工日程が分かりやすい。

1.適当です。

バーチャート工程表に関してのべており、各作業の着手日と終了日の間を横線で結ぶものです。

各作業の所要日数と施工日程が分かりやすいという特徴があります。

選択肢3. ネットワーク工程表において、後続作業の最早開始時刻に影響を及ぼすことなく使用できる余裕時間をインターフェアリングフロートという。

適当ではありません。

ネットワーク工程表において、後続作業の最早開始時刻に影響を及ぼすことなく使用できる余裕時間は「フリーフロート」といいます。

選択肢4. 総工事費が最少となる最も経済的な工期を最適工期といい、このときの施工速度を採算速度という。

適当ではありません。

総工事費が最少となる最も経済的な工期を「最適工期」といいますが、このときの施工速度は「経済速度」といいます。

参考になった数36