1級管工事施工管理技士の過去問
令和3年度(2021年)
問題B 問69
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問題
1級 管工事施工管理技術検定試験 令和3年度(2021年) 学科試験 問題B 問69 (訂正依頼・報告はこちら)
品質管理で用いられる統計的手法に関する記述のうち、適当でないものはどれか。適当でないものは二つあるので、二つとも答えなさい。
- 散布図では、対応する2つのデータの関係の有無が分かる。
- 管理図では、問題としている特性とその要因の関係が体系的に分かる。
- パレート図では、各不良項目の発生件数の順位が分かる。
- ヒストグラムでは、データの時間的変化が分かる。
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この過去問の解説 (2件)
01
品質管理で用いられる統計的手法に関する問題です。この問題でも適当でないものは2つあるので
気を付けてください。
適当です。
統計的手法のうち「散布図」についてのべています。x軸、y軸の2次元のグラフ上に2次元データをプロットし、対応する2つのデータの関係の有無が分かるようになっています。
適当ではありません。
統計的手法のうち「管理図」についてですが、品質のばらつきを分析・管理するためのグラフであり、工程などの品質を管理するために使用されます。本文は「特性要因図」に関して述べています。
適当です。
本文は「パレート図」について述べており、原因別に分けた不具合などの数をその大きさ順に棒グラフのように並べて不具合の原因を調べます。
適当ではありません。
本文は「ヒストグラム」についてですが、ヒストグラムは量的データの分布の様子がわかるものです。
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02
品質管理についての問題です。
散布図では対応する2つのデータの関係の有無が分かります。
問題としている特性とその要因の関係が体系的に分かるものは、
管理図ではなく特性要因図です。
管理図は、データの時間変動が分かるようにした、折れ線グラフで表したものです。
パレート図では、各不良項目の発生件数の順位が分かります。
データの時間的変化が分かるものは、ヒストグラムではなく管理図です。
ヒストグラムは、データの分布を柱状図で表したもので、規格値からはずれているものや、データのばらつきが分かります。
図と一緒に検査の特徴の理解が必要です。
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