1級管工事施工管理技士の過去問
令和4年度(2022年)
問題A 問15
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問題
1級 管工事施工管理技術検定試験 令和4年度(2022年) 学科試験 問題A 問15 (訂正依頼・報告はこちら)
省エネルギーに効果がある空調計画に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
- 熱源の台数制御は、熱源を適切な容量、台数に分割することで、低負荷時に熱源機器の運転効率を良くする。
- 蓄熱方式による空調システムは、省エネルギーが図れるが、熱源容量は非蓄熱方式より大きくなる。
- 変流量方式における流量制御には、インバーターによるポンプの回転数制御とポンプの台数制御がある。
- 全熱交換器は、建物からの排気と導入外気を熱交換させるもので、導入外気の温湿度を室内空気の温湿度に近づけることができる。
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この過去問の解説 (2件)
01
省エネルギーに効果がある空調計画に関する問題です。
正
熱源の台数制御については、問題文通りです。
熱源を適切な容量と台数に分割し、効率的な運転を行えば、熱源と搬送動力を省エネルギー化できます。冷凍機の平均負荷率は、40~50%ですので、台数分割を行うことで、効率が最高に近い状態で冷凍機の運転が可能です。
誤
蓄熱方式による空調システムは、省エネルギーが図れ、熱源容量は、非蓄熱方式より、縮減できます。
蓄熱方式で、優れる点は次のようなことです。
・ピークカットによって熱源機器容量の縮減が図れます。
・熱の需給のアンバランスを調整し、運転負荷の均一性が図れます。
・運転時間の選択が自由にでき、夜間電力が安価に済みます。
・将来の負荷変動に容易に対応が可能です。
正
変流量方式における流量制御は、問題文通りです。
正
全熱交換器は、問題文通りです。
空調機取入れの外気と排気の間で、熱回収を行って外気負荷を減少させることが、省エネルギーの効果です。
全熱交換器は、室内環境から外気の取入れが多量になる建物には、効果的な装置です。
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02
省エネルギーに効果がある空調計画に関する問題です。
熱源の台数制御は、熱源を適切な容量、台数に分割することで、低負荷時に熱源機器の運転効率を良くします。
蓄熱方式による空調システムは、熱源容量は非蓄熱方式より小さくなるため、この記述は誤りです。
変流量方式における流量制御には、インバーターによるポンプの回転数制御とポンプの台数制御があります。
全熱交換器は、建物からの排気と導入外気を熱交換させるもので、導入外気の温湿度を室内空気の温湿度に近づけるための機器です。
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