1級管工事施工管理技士の過去問
令和4年度(2022年)
問題A 問22
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問題
1級 管工事施工管理技術検定試験 令和4年度(2022年) 学科試験 問題A 問22 (訂正依頼・報告はこちら)
換気に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
- 密閉式燃焼器具のみを設けた室には、火気を使用する室としての換気設備を設けなくてもよい。
- 一定量の汚染質が発生している室の必要換気量は、その室の容積に比例する。
- 第二種機械換気方式は、室内への汚染した空気の侵入を防ぐことができる。
- 喫煙室は受動喫煙を防止するため室内を負圧にし、出入口等から室内に流入する空気の気流を0.2m/s以上とする。
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この過去問の解説 (2件)
01
換気および換気設備に関する問題です。
正
問題文の通りです。
「建築基準法施行令第23の3(火を使用する室に設けなければならない換気設備等)」の規定に、次のように定められています。
「火を使用する設備や器具で、屋外から空気を取り入れて廃ガスを屋外に排出する構造のもの、室内の空気を汚染する恐れのないもの(密閉式燃焼器具等と言います)以外は、換気設備を設置すること。」
よって、密閉式燃焼器具等は、換気設備を設けなくてもよい。
誤
有害ガスが発生している部屋の換気量は次の式で求められます。
V= M/(Ci-C0)
ここで、V:必要換気量、M:有害ガス発生量、Ci:許容濃度、C0:吹出し空気濃度
したがって、必要換気量は、発生有害物質量に比例し、部屋の容積とは関係しません。
正
問題文通りです。
第二種機械換気は、給気側だけに送付機を設け、室内を正圧に保って、室内圧が正圧になった分だけ排気するという方式です。
室内への汚染空気は、室外の圧力が高くならない限り、侵入しようがありません。
正
問題文の通りです。
受動喫煙防止のため、厚生労働省の「職場における受動喫煙防止のためのガイドライン」を作成しています。
ガイドラインの喫煙専用室の施設構造に関する1つに、問題文の受動喫煙を防止方法が、書かれています。
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02
換気に関する問題です。
密閉式燃焼器具のみを設けた室には、火気を使用する室としての換気設備を設けなくてもよいです。
一定量の汚染質が発生している室の必要換気量は、汚染質の発生量に比例するため、この記述は誤りです。
第二種機械換気方式は、室内への汚染した空気の侵入を防ぐことができます。
喫煙室は受動喫煙を防止するため室内を負圧にし、出入口等から室内に流入する空気の気流を0.2m/s以上とします。
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