1級管工事施工管理技士の過去問
令和4年度(2022年)
問題A 問23

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問題

1級 管工事施工管理技術検定試験 令和4年度(2022年) 学科試験 問題A 問23 (訂正依頼・報告はこちら)

在室人員30人の居室の二酸化炭素濃度を0.0008m3/m3以下に保つために必要な最小の換気量として、適当なものはどれか。
ただし、人体からの二酸化炭素発生量は0.02m3/(h・人)、外気中の二酸化炭素濃度は0.0004m3/m3とする。
  • 1,000m3/h
  • 1,200m3/h
  • 1,500m3/h
  • 1,800m3/h

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この過去問の解説 (2件)

01

最小換気量に関する問題です。

必要な最小換気量は以下の通り算出されます。

V=0.02×30/(0.0008-0.0004)=1500[m3/h]

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02

有害ガスの発生する部屋の、必要換気量の計算問題です。

 

一人が有害ガスCO2を発生している部屋の換気量は次の式で求められます。

V= M/(Ci-C0

 

ここで、V:必要換気量、M:有害ガス発生量、Ci:許容濃度、C0:吹出し空気濃度

 

V= 0.02/(0.0008-0.0004)= 50 [m3/h]

  

これは、一人当たりの換気量ですので、30人居る部屋では、

50 × 30 = 1500 [m3/h] です。

選択肢1. 1,000m3/h

誤った計算か数値の計算結果です。

選択肢2. 1,200m3/h

誤った計算か数値の計算結果です。

選択肢3. 1,500m3/h

解説どおりの計算結果です。

選択肢4. 1,800m3/h

誤った計算か数値の計算結果です。

参考になった数1