1級管工事施工管理技士の過去問
令和4年度(2022年)
問題A 問36
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問題
1級 管工事施工管理技術検定試験 令和4年度(2022年) 学科試験 問題A 問36 (訂正依頼・報告はこちら)
浄化槽に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
- 構造基準において小規模合併処理浄化槽は、分離接触ばっ気方式及び脱窒ろ床接触ばっ気方式の2種類の処理方式がある。
- 二次処理は、一次処理で除去できなかった非沈殿性の浮遊物質や、水中に溶存している有機物等を微生物の代謝作用を利用して除去する処理工程である。
- 除去率とは、汚水中の浮遊物質やBOD等が、処理過程を経て除去された割合を百分率で表したものである。
- BOD負荷量とは、BOD濃度に汚水量を乗じたもので、g/日で表される。
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この過去問の解説 (2件)
01
浄化槽に関する問題です。
誤
構造基準において小規模合併処理浄化槽は、分離接触ばっ気方式、脱窒ろ床接触ばっ気方式、及び嫌気濾床接触ばっ気方式の3種類の処理方法があります。
「(建設省告示第1292号(屎尿浄化槽及び合併処理浄化槽の構造方法を定める件)」で、規定されています。
正
問題文通りです。
二次処理は、標準的な生物化学的処理です。高度処理は一次、二次では処理できなかった水質汚濁防止や、水の再利用のための処理で、三次処理とも言います。
正
問題文通りです。
浄化槽のBOD除去率 [%]={(流入水のBOD [mg/L]-放流水のBOD [mg/L])/流入水のBOD [mg/L] }×100
正
問題文通りです。
BOD負荷量
流入水のBOD負荷量 [g/D]=流入水のBOD濃度 [mg/L] × 流入水量 [m3/D]
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02
浄化槽に関する問題です。
構造基準において小規模合併処理浄化槽は、分離接触ばっ気方式及び脱窒ろ床接触ばっ気方式、嫌気ろ床接触ばっ気方式の3種類の処理方式があります。
よって、この記述は誤りです。
二次処理は、一次処理で除去できなかった非沈殿性の浮遊物質や、水中に溶存している有機物等を微生物の代謝作用を利用して除去する処理工程です。
除去率とは、汚水中の浮遊物質やBOD等が、処理過程を経て除去された割合を百分率で表したものです。
BOD負荷量とは、BOD濃度に汚水量を乗じたもので、g/日で表されます。
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