1級管工事施工管理技士の過去問
令和4年度(2022年)
問題A 問39

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問題

1級 管工事施工管理技術検定試験 令和4年度(2022年) 学科試験 問題A 問39 (訂正依頼・報告はこちら)

吸収冷凍機及び吸収冷温水機に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
  • ガス吸収冷温水機の容量制御は、ガスバーナの燃焼量を調節して制御する。
  • 吸収冷温水機で暖房用の温水を取り出す方法には、蒸発器から温水を得るものがある。
  • 二重効用吸収冷凍機は、一般的には、高圧蒸気により高温再生器と低温再生器を同時に加熱するものである。
  • 二重効用吸収冷凍機の高温再生器は、一重効用吸収冷凍機の再生器に比べて高温の加熱媒体を必要とする。

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この過去問の解説 (2件)

01

吸収冷凍機及び吸収冷温水機に関する問題です。

選択肢1. ガス吸収冷温水機の容量制御は、ガスバーナの燃焼量を調節して制御する。

ガス吸収冷温水機の容量制御は、問題文の通りです

 

ガスバーナの燃焼量を調節することで、高温再熱器への燃焼量を制御でき、冷却水負荷を制御します。

選択肢2. 吸収冷温水機で暖房用の温水を取り出す方法には、蒸発器から温水を得るものがある。

暖房用の温水を取り出す方法は、問題文通りです

 

暖房用の温水を取り出す方法は、高温最盛期の上部にある温水器から、温水器は熱交換器の役割を果たしますが、温水を取出します。

選択肢3. 二重効用吸収冷凍機は、一般的には、高圧蒸気により高温再生器と低温再生器を同時に加熱するものである。

二重効用吸収冷凍機は、高圧蒸気で高温再生器を加熱して、高温再生器から発生した冷媒蒸気を低温再生器の過熱に使います

高温再生器で濃縮した吸収液は、低温再生器で加熱されてさらに濃縮します。

選択肢4. 二重効用吸収冷凍機の高温再生器は、一重効用吸収冷凍機の再生器に比べて高温の加熱媒体を必要とする。

二重効用吸収冷凍機の高温再生器は、問題文通りです

 

加熱源として0.2MPaの蒸気、80~90℃の高温水が使われます。

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02

吸収冷凍機等に関する問題です。

選択肢1. ガス吸収冷温水機の容量制御は、ガスバーナの燃焼量を調節して制御する。

ガス吸収冷温水機の容量制御は、ガスバーナの燃焼量を調節して制御します。

選択肢2. 吸収冷温水機で暖房用の温水を取り出す方法には、蒸発器から温水を得るものがある。

吸収冷温水機で暖房用の温水を取り出す方法には、蒸発器から温水を得るものがあります。

選択肢3. 二重効用吸収冷凍機は、一般的には、高圧蒸気により高温再生器と低温再生器を同時に加熱するものである。

二重効用吸収冷凍機は、一般的には、高圧蒸気により高温再生器と低温再生器を同時に加熱するのは誤りです。

選択肢4. 二重効用吸収冷凍機の高温再生器は、一重効用吸収冷凍機の再生器に比べて高温の加熱媒体を必要とする。

二重効用吸収冷凍機の高温再生器は、一重効用吸収冷凍機の再生器に比べて高温の加熱媒体を必要とします。

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