1級管工事施工管理技士の過去問
令和4年度(2022年)
問題B 問3
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問題
1級 管工事施工管理技術検定試験 令和4年度(2022年) 学科試験 問題B 問3 (訂正依頼・報告はこちら)
品質管理で用いられる手法に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
- パレート図は、データをプロットして結んだ折れ線と管理限界線により、データの時間的変化や異常なばらつきがわかる。
- 特性要因図とは、問題としている特性とそれに影響を与えると想定される要因との関係を魚の骨のような図に体系的に整理したものである。
- 散布図とは、グラフに点をプロットしたもので、点の分布状態より2つのデータの相関関係がわかる。
- 層別とは、データの特性を適当な範囲別にいくつかのグループに分けることをいい、データ全体の傾向や管理対象範囲の把握が容易になる等の効果がある。
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この過去問の解説 (2件)
01
品質管理で用いられるデータ管理方法に関する問題です。
誤
問題文は、パレート図の説明ではなく、管理図の説明で、誤りです。
パレート図は、不良品や故障品などの発生個数を原因別に分類して棒グラフに表し、折れ線で累積不良率を表した管理図です。
・不良項目の大きなもの、不良項目の順位などが分かり、不良対策を実施した後で再度プロットして故障率を見ることで、対策の効果が分かります。
正
問題文の通りです。
特性要因図を描くことで、不良原因の整理、図を中心とした関係者による原因の追究と改善の方法などが整理でき、故障などの問題の原因が絞られ、対応がしやすくなります。
正
散布図は、例えば、(x,y)の対のデータを、x軸、y軸上にプロットした図です。
いくつものデータをプロットした図から、x,yとの相関関係を調べ、関係が分かれば容易に管理できます。
正
データはヒストグラム作成に利用でき、問題文のような管理や、グループ間の違いをはっきりさせることができます。
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02
品質管理に関する問題です。
データをプロットして結んだ折れ線と管理限界線により、データの時間的変化や異常なばらつきがわかるのは管理図の説明です。
よって、この記述は誤りです。
特性要因図とは、問題としている特性とそれに影響を与えると想定される要因との関係を魚の骨のような図に体系的に整理したものです。
散布図とは、グラフに点をプロットしたもので、点の分布状態より2つのデータの相関関係がわかります。
層別とは、データの特性を適当な範囲別にいくつかのグループに分けることをいい、データ全体の傾向や管理対象範囲の把握が容易になる等の効果があります。
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