1級管工事施工管理技士の過去問
令和4年度(2022年)
問題B 問5

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問題

1級 管工事施工管理技術検定試験 令和4年度(2022年) 学科試験 問題B 問5 (訂正依頼・報告はこちら)

機器の据付けに関する記述のうち、適当でないものはどれか。
  • 排水用水中モーターポンプの据付け位置は、排水槽への排水流入口から離れた場所とする。
  • 防振基礎の場合は、大きな揺れに対応するために耐震ストッパーは設けない。
  • 横形ポンプを2台以上並べて設置する場合、各ポンプ基礎の間隔は、一般的に、500mm以上とする。
  • ポンプ本体とモータの軸の水平は、カップリング面、ポンプの吐出し及び吸込みフランジ面の水平及び垂直を水準器で確認する。

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この過去問の解説 (2件)

01

機器の据付け施工に関する問題です。

選択肢1. 排水用水中モーターポンプの据付け位置は、排水槽への排水流入口から離れた場所とする。

据付け位置は、問題文通りです。

他に、点検やメンテナンスで引き上げるときに支障のない場所とします。

さらに、ポンプケーシングの外側と底部は、ピットの壁や底面より、200 mm間隔とします。

選択肢2. 防振基礎の場合は、大きな揺れに対応するために耐震ストッパーは設けない。

地震の大きな揺れによる機器の転倒や変位を防止するために、耐震ストッパーを設けます

選択肢3. 横形ポンプを2台以上並べて設置する場合、各ポンプ基礎の間隔は、一般的に、500mm以上とする。

ポンプ基礎の設置に関しては、問題文の通りです。

選択肢4. ポンプ本体とモータの軸の水平は、カップリング面、ポンプの吐出し及び吸込みフランジ面の水平及び垂直を水準器で確認する。

ポンプは工場で心出しを終えて出荷されますが、輸送や現場への搬入中の軸心の狂いがあるかどうかを確認する必要があります。

軸心の調整は、ポンプ本体とモータの軸の水平の確認を行います。方法は、問題文の通りです。

ポンプ本体とモータの軸の水平の確認後に、軸継手のフランジ面の外縁と間隙の確認を行います。

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02

機器の据付けに関する問題です。

選択肢1. 排水用水中モーターポンプの据付け位置は、排水槽への排水流入口から離れた場所とする。

排水用水中モーターポンプの据付け位置は、排水槽への排水流入口から離れた場所に設置します。

選択肢2. 防振基礎の場合は、大きな揺れに対応するために耐震ストッパーは設けない。

防振基礎の場合は、大きな揺れに対応するために耐震ストッパーは必要なため、この記述は誤りです。

選択肢3. 横形ポンプを2台以上並べて設置する場合、各ポンプ基礎の間隔は、一般的に、500mm以上とする。

横形ポンプを2台以上並べて設置する場合、各ポンプ基礎の間隔は、一般的に、500mm以上とします。

選択肢4. ポンプ本体とモータの軸の水平は、カップリング面、ポンプの吐出し及び吸込みフランジ面の水平及び垂直を水準器で確認する。

ポンプ本体とモータの軸の水平は、カップリング面、ポンプの吐出し及び吸込みフランジ面の水平及び垂直を水準器で確認します。

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