1級管工事施工管理技士の過去問
令和4年度(2022年)
問題B 問7

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問題

1級 管工事施工管理技術検定試験 令和4年度(2022年) 学科試験 問題B 問7 (訂正依頼・報告はこちら)

ダクト及びダクト附属品の施工に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
  • コイルの上流側のダクトが30度を超える急拡大となる場合は、整流板を設けて風量の分布を平均化する。
  • 排煙ダクトと排煙機との接続は、フランジ接合とする。
  • 亜鉛鉄板製スパイラルダクトは、亜鉛鉄板をらせん状に甲はぜ機械掛けしたもので、高圧ダクトには使用できない。
  • パネル形の排煙口は、排煙ダクト内の気流方向とパネルの回転軸が平行となる向きに取り付ける。

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この過去問の解説 (1件)

01

空調設備や排煙設備の空気を流すダクトとダクトの付属品に関する問題です。

選択肢1. コイルの上流側のダクトが30度を超える急拡大となる場合は、整流板を設けて風量の分布を平均化する。

ダクトの急拡大する場合には、風量分布の平均化や圧力損失を防止するために、整流板を数枚等間隔に入れます。

選択肢2. 排煙ダクトと排煙機との接続は、フランジ接合とする。

問題文の通りです。

選択肢3. 亜鉛鉄板製スパイラルダクトは、亜鉛鉄板をらせん状に甲はぜ機械掛けしたもので、高圧ダクトには使用できない。

亜鉛鉄板は低圧ダクト用に使用しますが、スパイラルダクトは、亜鉛鉄板をらせん状にダクトへ巻きつけ、円柱状としたダクトで、強度と弾性を強くしています。

したがって、亜鉛鉄板製スパイラルダクトは、高圧ダクトとして使用できます。

選択肢4. パネル形の排煙口は、排煙ダクト内の気流方向とパネルの回転軸が平行となる向きに取り付ける。

パネル形の排煙口は、パネルが排煙の排出を邪魔しないように、回転軸をダクトの気流方向と、平行になるようにパネルを取付ける必要があります。

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