1級管工事施工管理技士の過去問
令和4年度(2022年)
問題B 問14

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問題

1級 管工事施工管理技術検定試験 令和4年度(2022年) 学科試験 問題B 問14 (訂正依頼・報告はこちら)

建築物に関する記述のうち、「建築基準法」上、誤っているものはどれか。
  • 居室の天井の高さは2.1m以上とし、一室で天井の高さの異なる部分がある場合においては、その平均の高さによるものとする。
  • 「建築」とは、建築物を新築、増築、改築、又は移転することをいう。
  • 避難階とは、直接地上へ通ずる出入口のある階をいう。
  • 小規模な事務室のみを設けた地階は、階数に算入しない。

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この過去問の解説 (1件)

01

建築基準法に基づく、建築物に関する問題です。

選択肢1. 居室の天井の高さは2.1m以上とし、一室で天井の高さの異なる部分がある場合においては、その平均の高さによるものとする。

「建築基準法施行令第21条(居室の天井の高さ)」の法文第1項と第2項と同じ規定です。

選択肢2. 「建築」とは、建築物を新築、増築、改築、又は移転することをいう。

「建築基準法第2条(用語の定義)」第13項に、「建築 建築物を新築し、増築し、改築し、又は移転することをいう。」と建築について定義されています。

選択肢3. 避難階とは、直接地上へ通ずる出入口のある階をいう。

「建築基準法施行令第13条(避難施設等の範囲)」の第1項第1号に、「避難階直接地上へ通ずる出入口のある階をいう。以下同じ。)・・・」とあって、()の中に避難階が定義されています。

選択肢4. 小規模な事務室のみを設けた地階は、階数に算入しない。

「建築基準法施行令第2条(面積、高さ等の算定方法)」の第1項第8号に、

「階数 昇降機塔、装飾塔、物見塔等の建築物の屋上部分、地階の倉庫、機械室、これらに類する建築物の部分の水平投影面積の合計が、それぞれ建築物の建築面積の1/8以下は、建築物の階数に算入しない。」

と規定され、小規模な事務室のみを設けた地階は含まれていないため、階数に算入されます

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