1級管工事施工管理技士の過去問
令和4年度(2022年)
問題B 問19

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問題

1級 管工事施工管理技術検定試験 令和4年度(2022年) 学科試験 問題B 問19 (訂正依頼・報告はこちら)

不活性ガス消火設備に関する記述のうち、「消防法」上、誤っているものはどれか。
  • 局所放出方式の不活性ガス消火設備に使用する消火剤は、二酸化炭素とする。
  • 駐車の用に供される部分及び通信機器室であって常時人がいない部分は、局所放出方式としなければならない。
  • 防護区画が2以上あり、貯蔵容器を共用する場合は、防護区画ごとに選択弁を設けなければならない。
  • 防護区画の換気装置は、消火剤の放射前に停止できる構造としなければならない。

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この過去問の解説 (1件)

01

消防法で、不活性ガス消火設備に関する問題です。

選択肢1. 局所放出方式の不活性ガス消火設備に使用する消火剤は、二酸化炭素とする。

局所放出方式の不活性ガス消火設備で使用する消火剤は、二酸化炭素です。

「消防法施行規則第19条(不活性ガス消火設備に関する基準)第5項第2の3号」の規定通りです。

選択肢2. 駐車の用に供される部分及び通信機器室であって常時人がいない部分は、局所放出方式としなければならない。

駐車の用に供される部分や通信機器室で、常時人がいないところは、局所放出方式ではなく、全域放出方式の不活性ガス消火設備を設けます。

 

「消防法施行規則第18条(泡消火設備に関する基準)第5項第1号」の規定です。

選択肢3. 防護区画が2以上あり、貯蔵容器を共用する場合は、防護区画ごとに選択弁を設けなければならない。

問題の規定は、「消防法施行規則第19条第2項第11号イ」にあります。参照に記載すると以下のようになり、防護区画又は防護対象物と両方に通じる規定となっています。

 

「防火対象物またはその部分に、防護区画か防護対象物が2以上あって貯蔵容器を共用する場合、防護区画か防護対象物には選択弁を設けます。」

選択肢4. 防護区画の換気装置は、消火剤の放射前に停止できる構造としなければならない。

「消防法施行規則第19条第5項第3号」の規定通りです。

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