1級管工事施工管理技士の過去問
令和4年度(2022年)
問題B 問18

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問題

1級 管工事施工管理技術検定試験 令和4年度(2022年) 学科試験 問題B 問18 (訂正依頼・報告はこちら)

1号屋内消火栓設備のポンプを用いる加圧送水装置に関する記述のうち、「消防法」上、誤っているものはどれか。
  • ポンプの吐出量は、屋内消火栓の設置個数が最も多い階における設置個数(設置個数が2を超える場合は2とする。)に120L/minを乗じて得た量以上とする。
  • ポンプには、その吐出側に圧力計、吸込側に連成計を設けるものとする。
  • ポンプの吐出量が定格吐出量の150%である場合における全揚程は、定格全揚程の65%以上のものとする。
  • ポンプの始動を明示する表示灯を設ける場合、当該表示灯は赤色とし、消火栓箱の内部又はその直近に設けるものとする。

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この過去問の解説 (1件)

01

屋内消火栓設備のポンプを用いる加圧送水装置の構造に関する問題です。

選択肢1. ポンプの吐出量は、屋内消火栓の設置個数が最も多い階における設置個数(設置個数が2を超える場合は2とする。)に120L/minを乗じて得た量以上とする。

ポンプの吐出量は、屋内消火栓の設置個数が最も多い階における当該設置個数(設置個数が2を超えるときは、2とする。)に150 L/minを乗じて得た量以上の量とする。

「消防法施行規則第12条第1項第8号のハの(イ)」では、上記のように規定されています。

したがって、120L/minを乗じては誤りで、150 L/minとします

選択肢2. ポンプには、その吐出側に圧力計、吸込側に連成計を設けるものとする。

「消防法施行規則第12条第1項第8号のハの(ホ)」の規定通りです。

選択肢3. ポンプの吐出量が定格吐出量の150%である場合における全揚程は、定格全揚程の65%以上のものとする。

「消防法施行規則第12条第1項第8号のハの(ハ)」の規定通りです。

選択肢4. ポンプの始動を明示する表示灯を設ける場合、当該表示灯は赤色とし、消火栓箱の内部又はその直近に設けるものとする。

「消防法施行規則第12条第2項」に次のように規定されています。

「加圧送水装置の始動を明示する表示灯は、赤色とし、屋内消火栓箱の内部又はその直近の箇所に設けること。ただし、次号ロ又はハ(イ)の規定により設けた赤色の灯火を点滅させることにより加圧送水装置の始動を表示できる場合は、表示灯を設けないことができる。」

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