1級管工事施工管理技士の過去問
令和4年度(2022年)
問題B 問25
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
1級 管工事施工管理技術検定試験 令和4年度(2022年) 学科試験 問題B 問25 (訂正依頼・報告はこちら)
品質管理に関する記述のうち、適当でないものはどれか。適当でないものは二つあるので、二つとも答えなさい。
- 品質管理は、設計図書で要求された品質を実現するため、品質計画に基づき施工を実施し品質保証を確立することにある。
- 品質管理として行う行為には、搬入材料の検査、配管の水圧試験、風量調整の確認等がある。
- 品質管理のメリットは品質の向上や均一化であり、デメリットは工事費の増加である。
- PDCAサイクルは、計画→改善→チェック→実施→計画のサイクルを繰り返すことであり、品質の改善に有効である。
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (1件)
01
建設工事や配管工事などの工事品質の、品質管理に関する問題です。
正
品質管理は、設計図書に示された品質を満足できるように、問題点や改善方法を探りながら、工事の品質管理手法を使って品質保証することです。さらには、工事を低コストとなるような管理も必要です。
正
工事は、計画、準備、施工と品質・安全・工程管理の実施、施工完了分工事と機器の検査、試運転調整、引き渡しという流れで進みます。
品質管理は全ての工程で行いますが、実際に品質管理として注目されるのが、問題文にある検査です。
誤
品質管理の効果は、次のようなメリットがあります。
・品質向上が図れ、不良やクレームが少なくなること。
・信頼される品質となる。
・無駄な作業が減って修正作業もなくなる。
・品質が均一に仕上がる。
・問題点や改善点が見つかり、次の工事の品質管理をさらに向上できる。
・改善などで工事のコスト低下が測れる。
したがって、品質管理に工事費の増加というデメリットはありません。
誤
PDCAは、計画→実施→チェック→改善→計画のサイクルを繰り返すことです。
PDCAはデミングサークルと言い、1段目に計画と設計があり(P)、2段目に施工標準による施工があり(D)、3段目に計画と設計に合致しているかを検査することで(C)、4段目に工事の満足度を調査し改善して処置すること(A)です。
参考になった数1
この解説の修正を提案する
前の問題(問24)へ
令和4年度(2022年)問題一覧
次の問題(問26)へ