1級管工事施工管理技士 過去問
令和5年度(2023年)
問20 (問題A 問20)
問題文
コージェネレーションシステムに関する記述のうち、適当でないものはどれか。
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問題
1級管工事施工管理技士試験 令和5年度(2023年) 問20(問題A 問20) (訂正依頼・報告はこちら)
コージェネレーションシステムに関する記述のうち、適当でないものはどれか。
- コージェネレーションシステムの発電システムは、所定の条件を満たせば消防法における非常電源として兼用が可能である。
- コージェネレーションシステムは、排熱を高温から低温に向けて順次多段階に活用するカスケード利用を行うように配慮する。
- 受電並列運転(系統連系)は、コージェネレーションシステムによる電力と商用電力を接続し、一体的に供給する方式である。
- 燃料電池を用いるコージェネレーションシステムは、原動機を用いるコージェネレーションシステムと比べて発電効率が低い。
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この過去問の解説 (3件)
01
コージェネレーションシステムに関する問題です。
正
コージェネレーションシステムの発電システムは、所定の条件を満たせば消防法における非常電源として設置が許可されます。
正
問題文通りです。
正
受電並列運転(系統連系)は、コージェネレーションによる発電を商用電力と接続し、一体的に供給する方式です。
ただし、「電気設備に関する技術基準の解釈」、「電力品質確保に係る系統連系技術要件ガイドライン」に準拠する必要があります。
誤
原動機を用いるコージェネレーションシステムと比べて発電効率は低くなく、高い方です。
ディーゼル
エンジン
ガス
エンジン
ガス
タービン
燃料
電池
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02
コージェネレーションシステムに関する問題です。
◯
文章のとおりです。
所定の条件を満たせば消防法における非常電源として兼用が可能です。
◯
文章の通りです。
◯
文章の通りです。
受電並列運転とは2系統以上の受電電源を同時に使用し
負荷に電力を供給する運転方式です。
☓
ガスタービン>ガスエンジン>ディーゼルエンジン>燃料電池
の順で発電効率が高くなります。
ガスタービンが発電効率が低いです。
よって原動機を用いるコージェネレーションシステムと比べて発電効率が低いは誤りです。
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03
コージェネレーションシステムに関する問題です。
その通りです。
非常時に使用する場合は、一度発電機を停止し、
電力会社との供給を絶った状態にしてから施設内に送電することが可能になります。
その通りです。
排熱をカスケード利用することは省エネ化にもつながるため、いかに利用できるかの配慮が必要です。
例えば、排熱を蒸気にし、工業用にプロセス利用、
吸収式冷凍機に利用して、冷房運転、
熱交換器を介して、暖房や給湯への利用などがあります。
その通りです。
コージェネレーションで発電した電気と電力会社から供給される商用電力を
接続し、一体的に施設内に供給するシステムです。
それにより、ランニングコストの削減が可能です。
誤りです。
原動機を用いるコージェネレーションシステムより、
燃料電池を用いるものの方が発電効率は高くなります。
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