1級管工事施工管理技士の過去問
令和5年度(2023年)
問題A 問41
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問題
1級 管工事施工管理技術検定試験 令和5年度(2023年) 学科試験 問題A 問41 (訂正依頼・報告はこちら)
配管材料及び配管附属品に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
- 圧力配管用炭素鋼鋼管は、蒸気、高温水等の圧力の高い部分に使用され、スケジュール番号により管の厚さが区分されている。
- 配管用炭素鋼鋼管(白)は、水配管用亜鉛めっき鋼管よりも亜鉛付着量が多いため、耐食性に優れている。
- 外ねじ式仕切弁は、ハンドルを回転させることにより弁棒が昇降することから、外部から弁の開度を確認することができる。
- 架橋ポリエチレン管は、中密度・高密度ポリエチレンを架橋反応させることで、耐熱性、耐クリープ性を向上させた管である。
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この過去問の解説 (1件)
01
配管材料及び配管附属品に関する問題です。
正
圧力配管用炭素鋼鋼管(STPG)は、350℃以下の圧力配管で使用され、引張り強さからSTPG370とSTPG410があります。
管の径は呼び径により、厚さ(肉厚)はスケジュール番号(Sch10のような番号付け)で区分され、番号が大きくなるほど肉厚が増えます。
誤
水配管用亜鉛めっき鋼管(SGPW)は、配管用炭素鋼鋼管の黒管に溶融亜鉛めっきをした管です。
水配管用亜鉛めっき鋼管は、配管用炭素鋼鋼管(白管)よりも亜鉛の付着量が多く、メッキ層が良質になって付着力が強くなります。
当然、配管用炭素鋼鋼管(白)よりも水配管用亜鉛めっき鋼管の方が耐食性に優れます。
正
外ねじ式仕切弁は、ハンドルを回転することで、弁棒とともに弁体が昇降し、開閉します。
弁棒が最大に上がれば、弁は全開します。
正
問題文の通りです。
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