1級管工事施工管理技士の過去問
令和5年度(2023年)
問題B 問2
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問題
1級 管工事施工管理技術検定試験 令和5年度(2023年) 学科試験 問題B 問2 (訂正依頼・報告はこちら)
下図に示すネットワーク工程表に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
ただし、図中のイベント間のA〜Jは作業内容、日数は作業日数を表す。
ただし、図中のイベント間のA〜Jは作業内容、日数は作業日数を表す。
- クリティカルパスは①→②→⑤→⑦→⑧→⑨である。
- 作業Dの作業日数を1日短縮しても、全体工期は1日短縮とはならない。
- イベント⑧の最早開始時刻、最遅完了時刻はともに18日である。
- 作業Bのインターフェアリングフロートは3日である。
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この過去問の解説 (1件)
01
ネットワーク工程表に関する問題です。
誤
クリティカルパスは最も長い工期の作業順です。
➀→②→⑤→⑦→⑧→⑨は、20日です。しかし、⑦の次の工程Iが始めるには、⑥までが終わっていないと、⑦からの工程が進められません。
➀→②→③→⑥→⑦と、①→②→⑤→⑦の日数を比べると、前者は10日、後者は8日となります。
したがって、クリティカルパスは①→②→③→⑥→⑦→⑧→⑨となって、22日です。
正
作業Dを1日短縮しても、クリティカルパスの工程の短縮とならないため、全体工程短縮には影響しません。
正
⑧の最早開始時刻は、クリティカルパスで⑧に到達する日数で、18日です。
⑧に達する工程は他にもありますが、どの工程でも、18日以上遅れると、クリティカルパスが狂ってきます。そのため、最大に遅れても18日という工程の制限が、最遅完了時刻です。
正
⑧に至る最も短いパスが、➀→②→③→④→⑧の15日です。作業Bが2日から3日増えると、⑧に至る最も短いパスの工程は18日と、クリティカルパスになります。
すなわち、作業Bの持っているフリーフロートは3日ということになり、その後の工程の最早開始時刻となります。
したがって、作業Bのインターフェアリングフロートは3日です。
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