1級管工事施工管理技士の過去問
令和5年度(2023年)
問題B 問3

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問題

1級 管工事施工管理技術検定試験 令和5年度(2023年) 学科試験 問題B 問3 (訂正依頼・報告はこちら)

品質管理に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
  • デミングサークルの目的は、作業において、計画(P)→実施(D)→点検(C)→改善(A)の4つの段階を繰り返し、品質を向上させ改善を図ることである。
  • 品質計画を具現化するためのQC工程図は、一連の工程の流れに沿い、管理項目、管理水準、管理方法等を設定し、管理値を外れた場合の処置方法等を定めておくものである。
  • 特性要因図は、大きな不良項目、不良項目の順位、各不良項目が全体に占める割合等を読み取ることができる。
  • 品質管理を行うことによる効果には、品質の向上以外にも、手直しの減少、工事原価の低減等がある。

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この過去問の解説 (1件)

01

品質管理に関する問題です。

選択肢1. デミングサークルの目的は、作業において、計画(P)→実施(D)→点検(C)→改善(A)の4つの段階を繰り返し、品質を向上させ改善を図ることである。

デミングサークルの目的については、問題文の通りです。

選択肢2. 品質計画を具現化するためのQC工程図は、一連の工程の流れに沿い、管理項目、管理水準、管理方法等を設定し、管理値を外れた場合の処置方法等を定めておくものである。

QC工程図については、問題文の通りです。

選択肢3. 特性要因図は、大きな不良項目、不良項目の順位、各不良項目が全体に占める割合等を読み取ることができる。

特性要因図は、問題となっている事と、与えられた影響項目(要因)で問題になったことから、問題と影響項目(要因)を体系的に整理して、一目で分かる図としたものです。

さらに、それぞれの要因は、なぜその要因が起こるかを1段、2段と要因分析を深掘りし、関係者が意見を出し合ってて、最も要因として考えられるものを絞り込みます。

 

問題文の管理図は、パレート図です

選択肢4. 品質管理を行うことによる効果には、品質の向上以外にも、手直しの減少、工事原価の低減等がある。

品質管理を行うことによる効果は、問題文通りです。

 

生産工場で行う品質管理は、設計から検査に至る各工程の目標とする品質を維持・向上させ、経済的に最も安価となる生産を行うための活動です。

工事施工に関しても、全く同様に捉えることができます。

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