1級管工事施工管理技士の過去問
令和5年度(2023年)
問題B 問5

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問題

1級 管工事施工管理技術検定試験 令和5年度(2023年) 学科試験 問題B 問5 (訂正依頼・報告はこちら)

機器の据付けに関する記述のうち、適当でないものはどれか。
  • 床置形ファンコイルユニットは、壁面より60mm程度離して据え付ける。
  • 吸収冷温水機は、基礎コンクリート打込み後適切な養生を行い、5日経過した後に据え付ける。
  • 冷凍機は、凝縮器のチューブ引出し用として有効な空間を確保するとともに、周囲に保守点検スペースを確保して据え付ける。
  • 機器の据付けにおいて、耐震計算をする場合、地震力は機器の重心に作用するものとして計算を行う。

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この過去問の解説 (1件)

01

機器の据付けに関する問題です。

選択肢1. 床置形ファンコイルユニットは、壁面より60mm程度離して据え付ける。

床置形ファンコイルユニットは、部屋の外壁の窓側に沿って、壁面より 50~60 mm離して杖付けます。

選択肢2. 吸収冷温水機は、基礎コンクリート打込み後適切な養生を行い、5日経過した後に据え付ける。

吸収冷温水機は、基礎コンクリート打込み後、適切に養生し、10日経過した後に据え付けます。

コンクリート打設後のひび割れの観察のためです。

 

なお、建築工事標準仕様書では一般住宅の基礎は、養生期間を5日としています。

選択肢3. 冷凍機は、凝縮器のチューブ引出し用として有効な空間を確保するとともに、周囲に保守点検スペースを確保して据え付ける。

チューブ引出し用として有効な空間の確保は左右どちらでも構いません。

また、保守スペースは、周囲 1 m以上を確保します。

選択肢4. 機器の据付けにおいて、耐震計算をする場合、地震力は機器の重心に作用するものとして計算を行う。

地震力計算は、局部震度法を採用し、地震力が機器の重心に作用するとして計算します。

計算では、水平地震力と鉛直地震力に分かれるとします。

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