1級管工事施工管理技士の過去問
令和5年度(2023年)
問題B 問20

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問題

1級 管工事施工管理技術検定試験 令和5年度(2023年) 学科試験 問題B 問20 (訂正依頼・報告はこちら)

「建築物における衛生的環境の確保に関する法律」の特定建築物の維持管理に関して、空気調和設備を設けている場合の空気環境における「管理項目」とおおむね適合すべきとされる「管理基準」の組合せとして、誤っているものはどれか。
  • 管理項目:一酸化炭素の含有率  管理基準:100万分の6以下
  • 管理項目:ホルムアルデヒドの量  管理基準:1.0mg/m3以下
  • 管理項目:浮遊粉じんの量  管理基準:0.15mg/m3以下
  • 管理項目:相対湿度  管理基準:40%以上70%以下

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この過去問の解説 (1件)

01

特定建築物の維持管理に関して、空気調和設備を設けている場合の空気環境で、「管理項目」と適合すべきとされる「管理基準」に関する問題です。

 

建築物環境衛生管理基準には、空気調和設備を設けている場合の空気環境の基準が決められていて、7項目の制限値があります。

選択肢4つ以外では、以下となります。

・二酸化炭素の含有率  管理基準:100万分の1000以下(=1000 ppm以下)

・温度         管理基準:18℃以上28℃以下

・気流         管理基準:0.5 m/sec以下

選択肢1. 管理項目:一酸化炭素の含有率  管理基準:100万分の6以下

一酸化炭素の含有率は1ppm以下です。(R4年4月1日から)

なお、R4年3月31日までは、10ppmでした。

選択肢2. 管理項目:ホルムアルデヒドの量  管理基準:1.0mg/m3以下

ホルムアルデヒドの量は、0.1 mg/m3 以下(0.08ppm以下)で、1.0mg/m3以下は誤りです。

選択肢3. 管理項目:浮遊粉じんの量  管理基準:0.15mg/m3以下

浮遊粉じんの量は、0.15mg/m3以下です。

選択肢4. 管理項目:相対湿度  管理基準:40%以上70%以下

相対湿度は、40%以上70%以下です。

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