1級管工事施工管理技士の過去問
令和5年度(2023年)
問題B 問25
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問題
1級 管工事施工管理技術検定試験 令和5年度(2023年) 学科試験 問題B 問25 (訂正依頼・報告はこちら)
検査に関する記述のうち、適当でないものはどれか。適当でないものは二つあるので、二つとも答えなさい。
- 検査とは、品質を確認し適否を判定するもので、全数検査と抜取検査がある。
- 品物を破壊しなければ検査の目的を達しないもの、あるいは、試験を行ったら商品価値がなくなるものは、全数検査を適用する。
- 多数の製品や材料等の中から確実に良品のみを選別する場合、抜取検査を適用する。
- 取外し困難な機器の試験、配管の水圧試験等には、全数検査を適用する。
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この過去問の解説 (1件)
01
全数検査と抜き取り検査の、検査に関する問題です。
正
問題文の通りです。
誤
抜き取り検査は、次の観点で行います。
1) 破壊検査…物品を破壊しないと検査できないもの、検査によって商品価値がなくなるものなどです。これらは全数検査は行えません。
2) 連続性物品の検査…ケーブルやロープ、セメントなどは、全てを対象とした検査は非常に不経済となるため、全数検査は行えません。
問題文のように、全数検査を行えば、残った物品は全て使用不可となり、物品の検査の合否に関わらず、再度、物品購入から始めて、建設をやり直すということになります。
したがって、全数検査はできないということです。
誤
多数の製品であっても、ある程度の不良品の混入が許容できる場合は、抜き取り検査を行いますが、確実に良品のみを選別するには、全数検査が必要です。
正
不良品があったときに、人身事故や災害の発生、消費者への損失に係るものは全数検査を行います。
また、搬入後に搬出口がなくなるような、取外し困難な機器は、全数検査を行います。
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