1級管工事施工管理技士 過去問
令和5年度(2023年)
問69 (問題B 問25)
問題文
検査に関する記述のうち、適当でないものはどれか。適当でないものは二つあるので、二つとも答えなさい。
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問題
1級管工事施工管理技士試験 令和5年度(2023年) 問69(問題B 問25) (訂正依頼・報告はこちら)
検査に関する記述のうち、適当でないものはどれか。適当でないものは二つあるので、二つとも答えなさい。
- 検査とは、品質を確認し適否を判定するもので、全数検査と抜取検査がある。
- 品物を破壊しなければ検査の目的を達しないもの、あるいは、試験を行ったら商品価値がなくなるものは、全数検査を適用する。
- 多数の製品や材料等の中から確実に良品のみを選別する場合、抜取検査を適用する。
- 取外し困難な機器の試験、配管の水圧試験等には、全数検査を適用する。
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この過去問の解説 (3件)
01
全数検査と抜き取り検査の、検査に関する問題です。
正
問題文の通りです。
誤
抜き取り検査は、次の観点で行います。
1) 破壊検査…物品を破壊しないと検査できないもの、検査によって商品価値がなくなるものなどです。これらは全数検査は行えません。
2) 連続性物品の検査…ケーブルやロープ、セメントなどは、全てを対象とした検査は非常に不経済となるため、全数検査は行えません。
問題文のように、全数検査を行えば、残った物品は全て使用不可となり、物品の検査の合否に関わらず、再度、物品購入から始めて、建設をやり直すということになります。
したがって、全数検査はできないということです。
誤
多数の製品であっても、ある程度の不良品の混入が許容できる場合は、抜き取り検査を行いますが、確実に良品のみを選別するには、全数検査が必要です。
正
不良品があったときに、人身事故や災害の発生、消費者への損失に係るものは全数検査を行います。
また、搬入後に搬出口がなくなるような、取外し困難な機器は、全数検査を行います。
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02
検査に関する問題です。
その通りです。
全数検査は、取替が難しい大型機器や、防災に関わる機器、不良品の混入が許されない場合などに実施されます。
抜取り検査は、品質基準が明確で再現性が確保されている場合や、品物を破壊しなければ検査ができない場合などに実施されます。
誤りです。
品物を破壊しなければならない場合などは抜取り検査を実施します。
誤りです。
確実に良品のみを選別する場合は、全数検査を行います。
その通りです。
取り外しの困難な機器や、搬入が難しい機器などは全数検査を実施します。
また、配管などで、水漏れによる被害が甚大となりうるものも全数検査が必要です。
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03
検査に関する問題です。
〇
文章の通りです。
検査には全数検査と抜取検査の2種類あります。
全数検査はすべての製品や部品を検査し、
不良品を除去する方法です。
抜取検査は生産された製品の一部を選び、統計的手法を用いて
品質を評価する方法です。
✕
設問の場合は抜取検査を適用します。
よって設問は誤りです。
✕
確実に良品のみを選別する場合は全数検査を適用します。
よって設問は誤りです。
〇
文章の通りです。
取外し困難な機器の試験や配管の水圧試験等は
全数検査が適用されます。
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