1級管工事施工管理技士 過去問
令和6年度(2024年)
問10 (問題A 1 問10)

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問題

1級 管工事施工管理技術検定試験 令和6年度(2024年) 問10(問題A 1 問10) (訂正依頼・報告はこちら)

音に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
  • コインシデンス効果は、音波が壁に斜めに入射した場合に発生し、遮音性能が低下する現象のことである。
  • ロックウールやグラスウールは、一般的に、低周波数域よりも中・高周波数域の音をよく吸収する。
  • 音圧レベル50dBの音を2つ合成すると、約53dBになる。
  • NC曲線で示される音圧レベルの許容値は、周波数が高いほど大きい。

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この過去問の解説 (1件)

01

音に関する問題です。

選択肢1. コインシデンス効果は、音波が壁に斜めに入射した場合に発生し、遮音性能が低下する現象のことである。

問題文の通りです。

 

単層壁に垂直入射する音の方が、斜めに入射する音に対し、遮音性能が良くなります。

ガラスのような平面構造体には、音が入射すると屈曲振動が生じることがあり、平面の屈曲振動の伝搬速度と、平面に斜めに入射する音波の波長が一致すると振動が大きくなり、遮音性能が大きく低下します。

この遮音性能が低下する現象がコインシデンス効果です。

選択肢2. ロックウールやグラスウールは、一般的に、低周波数域よりも中・高周波数域の音をよく吸収する。

問題文の通りです。

 

グラスウールを内張りとしたダクトの周波数と、消音量をグラフにすると、100Hzから徐々に消音量が増えてきますが、500Hzごろから急速に消音量が増加し、2000Hz付近でピークに達します。

グラスウールが多孔質なことが要因でしょう。

選択肢3. 音圧レベル50dBの音を2つ合成すると、約53dBになる。

問題文の通りです。

 

L1、L2を2つの音、L3を2つの音の合成とすると、次のようにL3が求められます。

 

L3=L1+10log10(1+10(-(L2-L1)/10))=L1+10×0.30=L1+3.0

 

以上の式から、同じレベルの音を合成すると、音のレベルは3.0dB大きくなります。

選択肢4. NC曲線で示される音圧レベルの許容値は、周波数が高いほど大きい。

NC曲線で示される音圧レベルの許容値は、周波数が高いほど、大きいことはなく小さいです

 

NC曲線は、周波数別に音圧レベルの許容値を表す曲線で、NC-20、NC-40、……のような連続騒音の最小可聴値の曲線は、音圧レベルをy軸、周波数をx軸に表していて、周波数が高いほど音圧レベルが高く、周波数が大きくなるに従って音圧レベルが小さくなる曲線です。

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