2級管工事施工管理技士 過去問
平成29年度（2017年）
問5 (ユニットA 問5)

１　正しい

合成樹脂製可とう電線管は、硬質ポリエチレンの波付き管の上に軟質塩化ビニル被覆しています。金属管と比べ耐食性に優れており、多様な用途があります。

２　正しい

合成樹脂製可とう電線管は、軽量で持ち運びしやすく、高所の運搬や大量の運搬も可能です。

３　誤り

合成樹脂製可とう電線管は、金属管より強度は劣ります。

４　正しい

解説１より金属は使用していない為、非磁性体になります。

合成樹脂製可とう電線管を金属管と比較した際の長所に、

該当しないものを選択する問題です。

合成樹脂製可とう電線管には、

1.耐食性に優れている

2.軽量である

4.非磁性体である

他、

・可とう性(曲げやすい)がある

・耐候性(劣化や変異をしにくい)がある

等の長所があります。

しかし、

材質は樹脂ですので金属管と比較すると、

3.機械的強度は優れていません。

合成樹脂製可とう電線管と金属管電線管との比較に関する問題です。

合成樹脂製可とう電線管の種類には、耐燃性のPF管と、非耐燃性のCD管があり、特徴は次の通りです。

1)　金属管に比べ、耐食性に優れている。

2)　金属管に比べ、軽量です。

3)　金属管に比べ、可とう菅のため曲げ加工が不要です。

4)　金属管に比べ、長尺であるため、接続・切断作業が少ない。

5)　非磁性体です。

6)　金属管に比べ、熱的・機械的強度に劣ります。

7)　金属管に比べ、使用場所に制限があります。

8)　CD管は埋設専用で、露出配管としては使用できず、PF管とはオレンジ色で区分します。