2級管工事施工管理技士 過去問
平成29年度(2017年)
問16 (ユニットB 問16)
問題文
下水道管きょは、原則として、放流管きょを除いて[ A ]とする。
また、合流式の下水道管きょ径が変化する場合の接合方法は、原則として、[ B ]又は管頂接合とする。
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問題
2級管工事施工管理技士試験 平成29年度(2017年) 問16(ユニットB 問16) (訂正依頼・報告はこちら)
下水道管きょは、原則として、放流管きょを除いて[ A ]とする。
また、合流式の下水道管きょ径が変化する場合の接合方法は、原則として、[ B ]又は管頂接合とする。
- [ A ]開きょ [ B ]水面接合
- [ A ]暗きょ [ B ]管底接合
- [ A ]暗きょ [ B ]水面接合
- [ A ]開きょ [ B ]管底接合
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この過去問の解説 (3件)
01
正解は3
(A)
暗きょとは地上から見えない水路のことです。
開きょとは地上から水面が見えるような、蓋をしていない水路のことです。
下水道管きょは、衛生面、臭気などを考慮し、暗きょとする必要があります。
(B)
水面接合とは設計流量に対し、流入管と流出管の水位が一定になるように接合すること
管底接合とは上流管と下流管の管底を一致させる接合のことです。
管底接合は、バックウォーターの影響がある為、下水道管きょ径が変化する場合の接合方法は水面接合とする必要があります。
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02
下水道管きょは、原則放流管きょを除いて
暗渠(地下に埋設されている水路)
とします。
また、合流式の下水道管きょ径が変化する場合の接合方法は原則、
水面接合(ほぼ計画水位を一致させる方法)
又は管頂接合とします。
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03
下水道管きょに関する問題です。
開きょとは、地上部に設けられた水路に、蓋などで覆われていない状態を言います。
一方、暗きょは、地上部に設けられた水路に、蓋などで覆った状態です。
公共下水の排除方式の、分流式は、汚水と雨水を別々とする管路方式で、合流式は、同一の管路系統で汚水と雨水を排除する管路方式です。
▶ 下水道の管きょは、原則として地中に埋設された暗きょ (選択肢A) とします。
合流式の汚水管は、雨水吐き室やポンプ場から河川や海に放流した残りの汚水を流送する管です。
▶ 管きょの管径が変化する場合の選定では、排水区域内の縦断勾配、埋設物、管きょの埋設深さ、接合部の損失水頭を検討し、原則として水面接合 (選択肢B) か管頂接合とします。
接合方式の説明は以下です。
1) 水面接合
水理特性曲線から各管径の計画流量に対する水深から、水位が上下流で一致するように管の据付け高さを決める接合方式です。
2) 管頂接合
管の内面頂部の高さに合わせ接合する方式で、水理学的には水面接合には劣りますが、神尾埋設深さが次第に増すため、地表勾配のある区域に適する方式です。
3) 管底接合
管の内面底部の高さが上下流でそろうように接合させる方式で、バックウォーターにより蒸留管きょの水理条件を悪くします。
平坦地で、ポンプ排水区域に適応します。
4) 管中心接合
管の中心を合致させて接合します。
誤
Aは誤りの用語で、正しい用語は、暗きょです。Bは正しい用語です。
誤
Aは正しい用語で、Bは誤りで、水面接合が正しい用語です。
正
A、Bともに正しい用語です。
誤
A、Bともに誤りの用語で、正しい用語は、Aは暗きょ、Bは水面接合です。
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