2級管工事施工管理技士の過去問
平成29年度(2017年)
2 問21
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問題
2級 管工事施工管理技術検定試験 平成29年度(2017年) 2 問21 (訂正依頼・報告はこちら)
屋内消火栓ポンプまわりの配管に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
- 吸水管は、ポンプごとに専用とする。
- 吸水管には、機能の低下を防止するためにろ過装置を設ける。
- 水源の水位がポンプより低い位置にあるものにあっては、吸水管に止水弁を設ける。
- ポンプ吐出側直近部分の配管には、逆止弁及び止水弁を設ける。
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この過去問の解説 (2件)
01
屋内消火栓ポンプ廻り配管に関して、
該当しないものを選択する問題です。
ポンプは故障等があることも考慮して、
基本複数台設置されます。
吸水管をポンプ毎に設け、
仮に吸水管が詰まりや漏水などで1台使えなくなったとしても、
使用できる体制を整えています。
吸水管には、
詰まり等による機能低下を防止するためにろ過装置を設けます。
水源の水位がポンプより低い位置にあるものにあっては、
吸水管にフート弁を設けます。
フート弁の使用目的は、
吸水と同時に、不要な空気を抜く役目があります。
ポンプ吐出側直近部分の配管には、
吐き出した水が逆流することを防ぐため、
逆止弁及び止水弁を設けます。
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02
適当でないものは「水源の水位がポンプより低い位置にあるものにあっては、吸水管に止水弁を設ける。」です。
正しい
吸水管はポンプごとにする必要があります。
正しい
吸水管には、沈殿物などが排水管内にたまらないようにするため、ろ過装置を設けます。
誤り
水源の水位がポンプより低い位置にある場合、逆流を防ぐ為にフート弁などの逆止弁を設ける必要があります。
正しい
ポンプ吐出側直近部分の配管に逆止弁、止水弁を設けることにより、一度吐出した液体がポンプに逆流することを防いでくれます。
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