2級管工事施工管理技士 過去問
平成29年度(2017年)
問37 (ユニットD 問37)

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問題

2級管工事施工管理技士試験 平成29年度(2017年) 問37(ユニットD 問37) (訂正依頼・報告はこちら)

配管の施工に関する文中、[   ]内に当てはまる語句の組合せのうち、適当なものはどれか。

樹脂ライニング鋼管を切断する場合は、高速に切断できて切断精度がよい[ A ]などを使用し、[ B ]などは使用してはならない。
  • [ A ]バンドソー   [ B ]パイプカッター
  • [ A ]バンドソー   [ B ]丸のこ盤
  • [ A ]高速カッター  [ B ]パイプカッター
  • [ A ]高速カッター  [ B ]丸のこ盤

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この過去問の解説 (3件)

01

配管切断時に関して電動工具の正しい組合せを選択する問題です。

配管切断時では、

適正な電動工具を使用しない場合ケガのリスクが高くなります。

必ず各配管種毎に適正な電動切断工具を使用します。

樹脂ライニング鋼管を切断する場合、

高速に切断できて切断精度がよいバンドソーなどを使用し、

パイプカッターなどは使用してはいけません。

パイプカッターは樹脂管等材質が柔らかく、小口径の配管に使用します。

ライニング鋼管切断には使用できません

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02

正解は1

樹脂ライニング鋼管を切断する場合は、バンドソーを使用しパイプカッターは使用してはいけません。

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03

鋼管や樹脂管の配管を切断する工具に関する問題です。

 

切断工具の種類は以下のようなものがあります。

1) バンドソー(帯のこ盤)

連続した刃に張りをもたせ、前後に高層駆動させて切断し、高い切断精度・大方の鋼管系配管に使用・ライニング管などの切断に使用されます。

2) 押切型パイプカッタ―

ねじ切り機で鋼管を回転させながら、備付けカッターで切断しますが、50A以下の鋼管で多く使われ、内面のめくれが出ることが欠点です。

3) パイプカッタ―

管を挟み、管の周囲を締め込みながら、ローラー刃を回転して切断します。

小管径に多く使用され、2)と同じ欠点があります

4) 高速カッター

高速で回転する切断砥石で鋼材やワーヤーロープなどを切断する、設置型の電動工具です。

5) 丸のこ盤

回転する円盤状の刃を下げて加工する工具で、板や角材や丸材の加工に使用します。

 

鋼管やライニング鋼管の切断は、帯のこなどの金のこで管軸に対し直下に切断し、ばり、まくり(かえり)、を生じない切断がよく、切断面がほぼ真円になることが必要です。

刃が円盤状のようなものは、切粉が発するので使用は避けます。

 

問題文

樹脂ライニング鋼管を切断する場合は、高速に切断できて切断精度がよい[ A:バンドソー ]などを使用し、[ B:パイプカッタ― ]などは使用してはならない。

 

選択肢1. [ A ]バンドソー   [ B ]パイプカッター

解説取りの組み合わせです

選択肢2. [ A ]バンドソー   [ B ]丸のこ盤

Bの丸のこ盤は角材の切断用です

選択肢3. [ A ]高速カッター  [ B ]パイプカッター

Aの高速カッターは、鋼材などの切断用です

選択肢4. [ A ]高速カッター  [ B ]丸のこ盤

Aの高速カッターは、鋼材などの切断用で、Bの丸のこ盤は角材の切断用です

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