2級管工事施工管理技士 過去問
平成29年度(2017年)
問41 (ユニットD 問41)
問題文
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問題
2級管工事施工管理技士試験 平成29年度(2017年) 問41(ユニットD 問41) (訂正依頼・報告はこちら)
- 呼水栓等から注水してポンプ内を満水にすることにより、ポンプ内のエア抜きを行う。
- 吸込み側の弁を全開にして、吐出し側の弁を閉じた状態から徐々に弁を開いて水量を調整する。
- メカニカルシール部から一定量の漏れ量があることを確認する。
- 瞬時運転を行い、ポンプの回転方向と異常音や異常振動が無いことを確認する。
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この過去問の解説 (3件)
01
渦巻きポンプの試運転調整に関して該当しないものを選択する問題です。
ポンプ内を満水にし空気抜きを行うことで、
水を正常な圧力で送水することができるようになります。
吸込み側の弁を全開にして、
吐出し側の弁を全閉状態から徐々に弁を開いて水量調整を行います。
メカニカルシール部から漏れが無いようにしなければいけません。
グランドパッキンの場合では一定量の水滴の滴下がないと、
グランドパッキンの焼付き・主軸の摩耗につながる可能性があります。
瞬時運転を行い、
ポンプの回転方向と異常音や異常振動が無いことを確認する必要があります。
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02
適当でないものは「メカニカルシール部から一定量の漏れ量があることを確認する。」です。
正しい
呼水栓等から注水してポンプ内を満水にすることにより、ポンプ内のエア抜きを行います。
正しい
吸込み側の弁を全開にして、吐出し側の弁を閉じた状態から徐々に弁を開いて水量を調整します。
誤り
漏れ量を確認するのは、グランドパッキンです。メカニカルシールはポンプに使用されるシールのことです。
正しい
瞬時運転を行い、ポンプの回転方向と異常音や異常振動が無いことを確認します。
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03
渦巻きポンプの試運転調整に関する問題です。
以下は、渦巻きポンプの試運転調整の順序です。
1) 軸受の注油を確認します。
2) ポンプを手で回し回転ムラのないこと、グランドパッキンの締付け状態を確認します。
3) カップリングの水平度を確認します。
4) 呼び水じょうごより注水し、エア抜き後に満水とします。
5) 吐出弁を閉め、瞬時起動によって回転方向が正しいか確認します。
6) 吐出弁を徐々に開き、過電流に注意ながら、流量計で規定水量を調整します。
7) グランドから適正に、水滴が落下しているかを確認します。
8) 軸受温度を確認します。(周囲空気温度より、40℃以上高くならないこと。)
9) 異常音や異常振動が無いかどうかを点検・確認します。
10) キャビテーションやサージングが起きていないかを点検・調整します。
正
問題文の内容通りです。
冒頭解説の運転調整の「4)」に当たります。
正
問題文の内容通りです。
冒頭解説の運転調整の「6)」に当たります。
誤
メカニカルシール部から漏れ量がないことを確認する。
冒頭解説の運転調整の「7)」に当たりますが、一定量の漏れがあるのは、ポンプのシールがグランドパッキンの場合です。
ポンプのシールが、メカニカルシールの場合は、漏れは基本的には無いようにします。
正
問題文の内容通りです。
冒頭解説の運転調整の「5)」に当たります。
ただし、異常音や異常振動は、瞬時起動での確認ができるかどうかは、瞬時起動時間の長さによります。
異常音や異常振動は、最終的は「9)」の段階で確認します。
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