2級管工事施工管理技士 過去問
平成29年度(2017年)
問42 (ユニットD 問42)

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問題

2級管工事施工管理技士試験 平成29年度(2017年) 問42(ユニットD 問42) (訂正依頼・報告はこちら)

接合する異種管と接合方法の組合せのうち、適当でないものはどれか。
  • 配管用炭素鋼鋼管と塩化ビニル管 --------------- ユニオン接合
  • 配管用ステンレス鋼鋼管と配管用炭素鋼鋼管 ----- 絶縁フランジ接合
  • 銅管と配管用ステンレス鋼鋼管 ----------------- ルーズフランジ接合
  • 配管用炭素鋼鋼管と銅管 ----------------------- フレア接合

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この過去問の解説 (3件)

01

接合する異種管と接合方法の組合せにおいて、

該当しないものを選択する問題です。

1.ユニオン接合は、

 ユニオンの鋼管側が雌ネジ加工されており、

 塩ビ側はユニオンへそのまま挿入する形状になっています。 

2.絶縁フランジ接合は、

 配管用ステンレス鋼鋼管と配管用炭素鋼鋼管との縁を切りつつ、

 フランジで接合する方法です。

 お互いに直接接触しないため腐食は起こりません。 

3.ルーズフランジ接合は、

 スタブエンドと呼ばれるつば付きの継手を突合せ溶接し、

 そのつばをフランジにひっかけて使用します。

 フランジボルト穴までの余力分動かすことが可能なため、

 銅管と配管用ステンレス鋼鋼管のような、

 内外径が異なる配管に対して接合することができます。 

4.フレア接合は、

 銅管と銅管同士を接合するための方法です。

 銅管の先端をラッパ上に変形させて接合しますが、

 配管用炭素鋼鋼管と接合は行えません。 

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02

1 正しい

ユニオン接合は、オスオスのねじの接合方法のことです。

2 正しい

絶縁フランジ接合とは、管の材質により電食を防ぐための接合方法のことです。

3 正しい

ルーズフランジ接合とは、片方は溶接にて固定し、もう片方は溶接せずに遊びをもたせた接合方法のことです。

4 誤り

フレア接合は、銅管の接合が可能ですが、炭素鋼鋼管には向きません。この組み合わせには絶縁フランジ接合を採用します。

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03

接合する異種管と接合方法に関する問題です。

異種管の接合は、電位差が大きい異種金属の場合、ガルバニック腐食が起こるため、両者を電気的に絶縁します。

選択肢1. 配管用炭素鋼鋼管と塩化ビニル管 --------------- ユニオン接合

正しい組み合わせです

 

鋼管ネジ部に鋼管用ソケットをねじ込み、鋼管用ソケットにバルブソケットをねじ込んで、ビニル管を接合します。

同様に、ユニオンを使用した接合もあります。

選択肢2. 配管用ステンレス鋼鋼管と配管用炭素鋼鋼管 ----- 絶縁フランジ接合

正しい組み合わせです

 

ステンレス鋼管に、ラップジョイントを溶接し、フランジで鋼管と接合します。

鋼管委接合するときは、絶縁処置を行います。

選択肢3. 銅管と配管用ステンレス鋼鋼管 ----------------- ルーズフランジ接合

正しい組み合わせです

 

銅管とステンレス鋼管とは電位が近似しているため絶縁処理の必要がなく、ルーズフランジを用いた、フランジ接合をします。

選択肢4. 配管用炭素鋼鋼管と銅管 ----------------------- フレア接合

配管用炭素鋼鋼管と銅管 ----------------------- 絶縁フランジ接合

 

銅管と鋼管とは電位差があるため絶縁処理の必要があり、絶縁フランジによる接合をします。

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