2級管工事施工管理技士 過去問
平成30年度(2018年)前期
問2 (ユニットA 問2)
問題文
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問題
2級管工事施工管理技士試験 平成30年度(2018年)前期 問2(ユニットA 問2) (訂正依頼・報告はこちら)
- 1気圧における水の密度は、0℃の氷の密度より大きい。
- 1気圧における空気の水に対する溶解度は、温度上昇とともに増加する。
- pHが7である水は、中性である。
- DOは、水中に溶けている酸素の量である。
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この過去問の解説 (4件)
01
2 温度を高くすると、溶解度は減少します。
水を温めた時に鍋の底に泡が発生するのは、水中の空気が気体に変化する
ためです。
3 PHとは、酸性・アルカリ性の強さを0~14段階で示し、PH7が中性、それ
未満は酸性、それより大きければアルカリ性を示します。
4 Dissolved Oxygen 溶存酸素量を示します。
設問のとおりです。
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02
問題.2 設問は間違い。
1気圧における空気の水に対する溶解度は、温度上昇とともに増加する。⇒減少する。
解説として、気体、空気の溶解度は、温度が上がると減ると理解してください。例えば、冷えた炭酸ジュースを飲んだ時と、10分後に再び飲んだ時の炭酸の強さを想像した場合、理解できると思います。容器に温度が加わり、温まると炭酸が水から抜け、溶解したからです。
問題.1 設問は正しい。
問題.3 設問は正しい。⇒PH7中性、PH7以上アルカリ性、PH7以下は酸性です。
問題.4 設問の通り。 DOは溶存酸素量の事。頻出問題です。暗記してください。
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03
水に関して該当しないものを選択する問題です。
1.固体は体積が増え(密度が小さくなり)、
気体になるにつれ体積が減り(密度が大きくなり)ます。
よって水の密度は氷の密度より大きいです。
2.1気圧における空気の水に対する溶解度は、
温度上昇とともに減少していきます。
3.pHとは、
酸性・中性・アルカリ性のどの濃度に該当するかを数字で表現したものです。
0~14までの数字で表され、
最も強い酸性を0、中性を7、最も強いアルカリ性を14として表記します。
4.DO(溶存酸素量)とは、
水中に溶けている酸素量のことです。
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04
水に関する問題です。
正
問題文の内容通りです。
水の密度は、温度の上昇とともに減少し、最大密度は1気圧で約4℃で、4℃以下は容積がぞうかし、0℃で氷になると容積は液体より約10%増えます。
誤
1気圧における空気の水に対する溶解度は、温度上昇とともに減少する。
水に溶解する気体の体積と水の体積との比を、溶解度と言います。
気体の水に対する溶解度は、下表のようになります。
温度/
物質
正
問題文の内容通りです。
水の酸性、アルカリ性を示すのが [H+]イオン濃度の逆数を常用対数で簡易に表した、pHです。
pHは、水素イオン指数と言い、水素イオン濃度 [H+] の大小を表します。
pH=log(1/[H+]) =-log [H+]
となります。
[H+]>1×10-7 の場合は、酸性で、pH<7です。
[H+]=1×10-7 の場合は、中性で、pH=1です。
[H+]<1×10-7 の場合は、アルカリ性で、pH>7です。
正
問題文の内容通りです。
DO(溶存酸素)は、水中に溶けている酸素で、水質の汚濁を示す指標ではありません。
DOは酸化物、亜硫酸第一鉄などの還元性物質による直接酸化に必要なもので、また、有機汚濁物を浄化する微生物の生活や魚介類の生活にも、欠くことができないものです。
DOの少ない水は、水中生物に害を与えるため、水質の測定項目の1つです。
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