2級管工事施工管理技士 過去問
平成30年度(2018年)前期
問3 (ユニットA 問3)

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問題

2級管工事施工管理技士試験 平成30年度(2018年)前期 問3(ユニットA 問3) (訂正依頼・報告はこちら)

水平管中の流体について、全圧、静圧及び動圧の関係を表した式として、正しいものはどれか。
ただし、Pt:全圧、Ps:静圧、ρ:流体の密度、v:流速とする。
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この過去問の解説 (3件)

01

正解は3

問題.3 正しい Pt=Ps + ρv ^ 2/ 2

解説として、静圧と動圧=全圧は等しい。を知っていれば、即答で解ける問題です。
ざっくりでかまいませんが、ベルヌーイの定理の1つ、静圧+動圧=全圧を覚えてください。


問題.1 設問は誤り。

問題.2 設問は誤り。

問題.4 設問は誤り。

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02

水平管中の流体について、

全圧、静圧及び動圧の関係を表した正しい式を選択する問題です。

ベルヌーイの定理において、

全圧=静圧+動圧

という計算式が成り立ちます。

今回の計算式では、

 3.全圧(Pt)=静圧(Ps)+動圧(ρv2/2)

が該当します。

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03

水平管中の流体の、全圧、静圧、動圧の関係に関する問題です。

 

ある一定の水平管の中で流体が流れているとき、管中にある物体があり、流体が物体中央の1点に当たりせき止められたときに、流体速度は 0 となります。(そのような点があるということです)

この点をよどみ点と言い、よどみ点の圧力をPtとし、物体にぶつかる前の物体前の圧力をPsとします。

流速をv とすれば、流れをせき止めることで上昇した圧力は、(1/2)×ρ×v2 となります。

この式は、ベルヌーイの定理から、次の式から求められます。

Pt=Ps+((1/2)×ρ×v2)

 

この式から、Ptは全圧、Psは静圧、((1/2)×ρ×v2)は動圧、となります。

 

なお、ベルヌーイの式は、流管の流体の流れのどの点でも総エネルギーは同じという定理で、

運動エネルギー+圧力エネルギー+位置エネルギー=一定

という式です。

選択肢1. 解答選択肢の画像

動圧の式が誤りです。

選択肢2. 解答選択肢の画像

全圧Ptと静圧Psが逆で、動圧の式も誤りです。

選択肢3. 解答選択肢の画像

冒頭解説どおりです。

選択肢4. 解答選択肢の画像

全圧Ptと静圧Psが逆です。

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