2級管工事施工管理技士 過去問
平成30年度(2018年)前期
問31 (ユニットD 問31)

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問題

2級管工事施工管理技士試験 平成30年度(2018年)前期 問31(ユニットD 問31) (訂正依頼・報告はこちら)

工程表に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
  • バーチャート工程表は、ネットワーク工程表に比べて作業遅れへの対策が立てやすい。
  • ネットワーク工程表は、ガントチャート工程表に比べて、各作業の関係がわかりやすい。
  • ガントチャート工程表は、各作業の現時点における進行状態を達成度により示すものである。
  • バーチャート工程表は、一般的に、横軸に暦日がとられ、各作業の施工時期や所要日数がわかりやすい。

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この過去問の解説 (3件)

01

工程表に関して該当しないものを選択する問題です。

1.バーチャート工程表は、

 作業遅れへの対策は立てにくいです。

 他の作業との関連性が不明瞭なためです。

2.ネットワーク工程表は、

 クリティカルパス等がある通り、

 各作業の関係がわかりやすいことで知られています。

3.ガントチャート工程表は、

 各作業の現時点における進行状態をわかりやすく示したものです。

4.バーチャート工程表は、

 横軸に作業の予定日数がとられ、

 各作業の施工時期や所要日数がわかりやすいものとなっています。

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02

正解は1
 
問題.1  適当でない。              
バーチャート工程表は、ネットワーク工程表に比べて作業遅れへの対策が立てやすい。⇒対策が立てにくいが正解。

解説として、バーチャート工程表は、各工種が全体の工期に及ぼす影響等が明確でなく、作業の手順が漠然で、遅れに対する対策が立てにくい。


問題.2  設問は正しい

問題.3  設問は正しい

問題.4  設問は正しい

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03

工程表に関する問題です。

選択肢1. バーチャート工程表は、ネットワーク工程表に比べて作業遅れへの対策が立てやすい。

バーチャート工程表は、ネットワーク工程表に比べて作業遅れへの対策が立てにくい

 

バーチャートの特徴を下記します。

1) 各作業の所要日数と施工工程が分かりやすい。

2) 各作業の着手日と終了日が分かりやすい。

3) 作業の流れが、左から右へ移行するため、作業間の関係が分かりやすい。

4) 各作業の工期に対する影響の度合いが、把握できない

 

特徴4) に対して、ネットワーク工程表は、作業ごとの関連と流れが分かりやすく、どの作業の遅れが全体にどう影響するかがすぐ分かり、工程管理がしやすい。

選択肢2. ネットワーク工程表は、ガントチャート工程表に比べて、各作業の関係がわかりやすい。

問題文の内容通りです

 

ガントチャートの特徴を下記します。

1) 各作業の前後関係が分からない。

2) 工事全体の進行度が分からない。

3) 各作業の日程と所要工数が分からない。

4) チャート上の進行状態が、他の作業にどう影響するか分からない。

5) 予定行程表としては使用できない。

6) 各作業の変更が、他の作業にどう影響するか分からない。

 

以上のガントチャートの工程管理の分かりにくさが、ネットワーク行程では、分かりやすくなっています。

選択肢3. ガントチャート工程表は、各作業の現時点における進行状態を達成度により示すものである。

問題文の内容通りです

 

ガントチャートは、各作業の完了時点を100%と都市て、横軸に達成度を取り、現在の進行状態を棒グラフで表した工程表です。

選択肢4. バーチャート工程表は、一般的に、横軸に暦日がとられ、各作業の施工時期や所要日数がわかりやすい。

問題文の内容通りです

 

バーチャートの特徴を下記します。

1) 各作業の所要日数と施工工程が分かりやすい

2) 各作業の着手日と終了日が分かりやすい

3) 作業の流れが、左から右へ移行するため、作業間の関係が分かりやすい。

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