2級管工事施工管理技士 過去問
平成30年度(2018年)前期
問32 (ユニットD 問32)
問題文
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問題
2級管工事施工管理技士試験 平成30年度(2018年)前期 問32(ユニットD 問32) (訂正依頼・報告はこちら)
- ロットの中からサンプルの抜取りがランダムにできること。
- 合格したロットの中に、不良品の混入が許されないこと。
- 品質基準が明確であり、再現性が確保されること。
- 検査対象がロットとして処理できること。
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この過去問の解説 (3件)
01
問題.2 適当でない。 合格したロットの中に、不良品の混入が許されないこと。⇒一見、正しい設問のように思うかもしれませんが、適当でありません。
統計的手法を用いているとはいっても、抜き取り検査は全体の一部を検査しているだけなので、合格ロットでも検査していない製品に不良品、不具合品が混入されていることがあります。
よって、少しの不良品の混入は、ある程度は認められる。
問題.1 設問は正しい
問題.3 設問は正しい
問題.4 設問は正しい
補足として、ロットとして処理することにより、検査にかかる手間・時間・コストを削減できます。
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02
抜取検査を行う場合の必要条件に該当しないものを選択する問題です。
1.ロットの中からサンプルの抜取りがランダムにできることは、
抜取検査の必要条件です。
2.合格したロットの中に不良品の混入が許されないこと、
ではなく、
合格したロットの中に不良品の混入があることを許容できることが、
抜取検査の必要条件です。
これはあくまで抜取検査のため、
全てが合格品ではない可能性はあり、
それを許容する必要があるためです。
3.品質基準が明確であり再現性が確保されることは、
抜取検査の必要条件です。
4.検査対象をロットとして処理できることは、
抜取検査の必要条件です。
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03
抜取検査を行う場合の必要条件に関する問題です。
抜取検査を行うときの必要条件を下記します。
1) 製品がロットで処理できること。
抜取検査は、ロット処理が正か否かを決める検査で、ロット内の製品をここに調べるものではありません。
2) 合格ロット中に、ある程度の不良品の混入が許せること。
3) 試料の抜取が、ランダムであること。
4) 品質基準が明確で、再現性が確保されていること。
誰がいつ検査しても同じ結果が出るように、測定方法や測定値桁数などの基準が定められていることです。
5) 計量抜取検査では、ロットの検査単位の特性値分布が分かっていること。
一般に、特性値は正規分布が前提としています。
正
冒頭解説の 3) に当たります。
誤
冒頭解説の 2) に反しています。
不良品の混入が許されないときは、抜取ではなく、全数検査が必要です。
正
冒頭解説の 4) に当たります。
正
冒頭解説の 1) に当たります。
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