2級管工事施工管理技士の過去問
平成30年度(2018年)前期
4 問41

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問題

2級 管工事施工管理技術検定試験 平成30年度(2018年)前期 4 問41 (訂正依頼・報告はこちら)

自然流下の排水設備の試験として、適当でないものはどれか。
  • 満水試験
  • 通水試験
  • 煙試験
  • 水圧試験

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この過去問の解説 (2件)

01

1. 満水試験とは、配管を満水状態とし、一定時間放置することで漏水がないか、勾配がしっかりとれているのか確認するための試験です。
2. 通水試験とは、実際に管内に水を通すことで、勾配が取れているのか、漏れがないかなど、配管が正しく接続されているか確認するものです。
3. 煙試験とは、配管内に煙を送ることで、排水通気配管からの漏れや、吹き出し口からの気流分布などを調べる試験です。
4. 水圧試験とは、開口部を密閉し、配管中を満水した後に、所定試験圧力まで上げて一定時間放置し、圧力計が下がらないことを確認するものです。
自然流下の排水管では不適切です。

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02

正解は4
 
問題.4  適当でない。水圧試験×
水圧試験とはボイラーやタンクなどの完成後に安全性を確かめるために行う検査の1つです。
水圧試験は、開口部を密閉して配管の空気を抜きながら水を満たし、水圧テストポンプを使って昇圧して、一定時間保持した後、圧力が下がっていないか確認する試験です。

問題.1  設問は正しい

問題.2  設問は正しい

問題.3  設問は正しい⇒煙を使い、排水通気配管からの漏れを調べる試験。

解説として、自然流下の排水設備の試験とは、管路の下り勾配を利用して配置し、自然な流れに任せるものであり、ポンプなど動力系統は使わずに、自然に行なわれる事を知っていれば、水圧試験が間違いであるとすぐ気がつく問題である。
確実に得点してほしい問題です。

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