2級管工事施工管理技士 過去問
平成30年度(2018年)後期
問19 (2 問19)

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問題

2級管工事施工管理技士試験 平成30年度(2018年)後期 問19(2 問19) (訂正依頼・報告はこちら)

排水設備に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
  • 排水管径を決定する代表的な方法として、器具排水負荷単位法と定常流量法がある。
  • 排水管の管径は、最小30mm、かつ、器具トラップ口径より小さくしてはならない。
  • 地中埋設管の管径は、50mm以上が望ましい。
  • 間接排水の水受け容器には、排水トラップを設けてはならない。

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この過去問の解説 (2件)

01

1.設問の通りです。

2.設問の通りです。

3.設問の通りです。
 2.の通り、排水管の最小管径は30mmとされていますが
 地中に埋設する場合、床に埋設する場合には50mm以上に
 することが望ましいとされています。

4.不適切です。
 間接排水の水受け容器には、臭気や害虫などの侵入防止のため
 必ずトラップを設けなければならないとされています。

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02

排水設備に関する問題です。

選択肢1. 排水管径を決定する代表的な方法として、器具排水負荷単位法と定常流量法がある。

問題文内容の通りです

 

排水管の管径決定法には、器具排水負荷単位法と定常流量法があります。

 

器具排水負荷単位法は、器具排水負荷単位と勾配を基準に、管径を求める方法です。

定常流量法は、定常流量を基準として、器具平均排水流量に応じた負荷流量から、それが許容流量範囲内になる管径を求める方法です。

選択肢2. 排水管の管径は、最小30mm、かつ、器具トラップ口径より小さくしてはならない。

問題文内容の通りです

 

前問の2つの関係決定に共通な事項は、次の通りです。

1) 排水管の最小管径は、器具のトラップ口径以上で、30 mmです

地中に埋設する場合か地下の床下に設けるときは、50 mm以上が理想です。

2) 雑排水管で固形物を含む可能性がある排水を流すときは、最小管径は 50 mmです。

3) 大便器汚水管の最小管径は、75 mmです。

4) 排水管は、立て管か横菅のどちらでも、排水の流下方向の管径は縮小しません。

選択肢3. 地中埋設管の管径は、50mm以上が望ましい。

問題文内容の通りです

 

前問解説1)によります。

1) 排水管の最小管径は、器具のトラップ口径以上で、30 mmです。

地中に埋設する場合か地下の床下に設けるときは、50 mm以上が理想です。

選択肢4. 間接排水の水受け容器には、排水トラップを設けてはならない。

間接排水の水受け容器には、排水トラップを設ける

 

以下は、間接排水実施時の留意点です。

1) 配管長が 500 mmを超える間接排水管には、その機器に近接してトラップを設置します。

2) 間接排水管は、簡単に清掃や洗浄が可能なように配管施工します。

3) 間接排水管は、機器や装置の種類、あるいは排水の水質を、同じものどおしの系統とします。

4) 水受け容器は、排水トラップを備え、汚水がはねたり、溢れることが無いように、形状と容量に留意します。

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