2級管工事施工管理技士 過去問
平成30年度(2018年)後期
問39 (4 問39)

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問題

2級管工事施工管理技士試験 平成30年度(2018年)後期 問39(4 問39) (訂正依頼・報告はこちら)

ダクト及びダクト付属品の施工に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
  • ダクトの断面を拡大、縮小する場合の角度は、圧力損失を小さくするため、拡大は15°以下、縮小は30°以下とする。
  • 防火区画貫通部と防火ダンパーとの間のダクトは、厚さ1.5mm以上の鋼板製とする。
  • 防火ダンパーは、火災による脱落がないように、小形のものを除き、2点吊りとする。
  • 浴室の排気ダクトは、凝縮水の滞留を防止するため、排気ガラリに向けて下り勾配とする。

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この過去問の解説 (2件)

01

1.設問の通りです。

2.設問の通りです。

3.不適切です。
 防火ダンパーの取付は、小型のものを除き4点吊りとします。
 2点吊りできる小型のものは
 長方形ダクトであれば長辺が300mm以下
 円形ダクトであれば内径300mm以下となります。

4.設問の通りです。

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02

ダクト及びダクト付属品の施工に関する問題です。

選択肢1. ダクトの断面を拡大、縮小する場合の角度は、圧力損失を小さくするため、拡大は15°以下、縮小は30°以下とする。

問題文内容通りです

 

ダクト断面の変形では、傾斜角度は、拡大部は 15°以下、縮小部は 30°以下とします。

ダクト途中にコイル・フィルターなどがあるときは、拡大部は 30°以下、縮小部は 45°以下として、何らかの事情で傾斜角度を超えるときは、ダクト内部に整流板(ベーン)を設けます。

選択肢2. 防火区画貫通部と防火ダンパーとの間のダクトは、厚さ1.5mm以上の鋼板製とする。

問題文内容通りです

 

防火ダンパーの軸心は、壁や床の中心機辺に取付けますが、壁や床から離して取付けるときは、防火壁と防火ダンパーの間の風洞は、厚さ 1.5 mm以上の鉄板で作るか、他の不燃材料で被覆します。

選択肢3. 防火ダンパーは、火災による脱落がないように、小形のものを除き、2点吊りとする。

防火ダンパーは、火災による脱落がないように、小形のものを除き4点吊り、小型のものは2点吊りとする

 

防火ダンパーを防火壁の外に設置するときは、小型の防火ダンパーなら2点吊り、大型であれば4点吊りとします。

防火ダンパーを防火区画の貫通部に取付ける際は、貫通部のすき間は不燃材を充填します。

選択肢4. 浴室の排気ダクトは、凝縮水の滞留を防止するため、排気ガラリに向けて下り勾配とする。

問題文内容通りです

 

浴室の排気ダクトに、長方形ダクトを使用するときは、ダクトの角継目が下面にならないように設置します。

浴室の排気ダクトは、屋外に向かって1°以上の下り勾配とし、凝縮水の逆流を防止します。

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