2級管工事施工管理技士 過去問
令和元年度(2019年)前期
問6 (1 問6)

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問題

2級管工事施工管理技士試験 令和元年度(2019年)前期 問6(1 問6) (訂正依頼・報告はこちら)

鉄筋コンクリート造の建築物の構造に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
  • バルコニーなど片持ち床版は、設計荷重を割増すなどにより、版厚及び配筋に余裕を持たせる。
  • 柱には、原則として、配管等の埋設を行わない。
  • 梁貫通孔は、せん断力の大きい部位を避けて設け、必要な補強を行う。
  • 構造体に作用する荷重及び外力は、固定荷重、積載荷重及び地震力とし、風圧力は考慮しない。

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この過去問の解説 (2件)

01

1.片持ちスラブのバルコニーは原則、設計荷重を多くとり、ピッチ、太さに注意しながら配筋する事があります。○です。
2.原則、柱には設備配管をしないようになっています。雨水配管等は柱の際に配管してPSとしてその場所を見えなくする等はあります。よって○です。
3.梁貫通孔(スリーブ)を入れる際は、せん断力の大きい部分を避け、スリーブの周りに補強筋を設置しなければなりません。よって○です。
4.建築構造設計基準より、構造体に作用する荷重及び外力は、固定荷重、積載荷重、積雪荷重、地震力および風圧力となります。よって×です。
答えは4となります。

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02

鉄筋コンクリート造の建築物の構造に関する問題です。

選択肢1. バルコニーなど片持ち床版は、設計荷重を割増すなどにより、版厚及び配筋に余裕を持たせる。

問題文内容通りです

 

「建築構造設計基準 国営建技第 21 号」

第6章 鉄筋コンクリート造  6.2 各部設計

片持ち床版は、持ち出し長さが過大にならないようにして、設計荷重を割り増す等によって、版厚及び配筋に余裕を持たせます。 】

選択肢2. 柱には、原則として、配管等の埋設を行わない。

問題文内容通りです

 

「建築構造設計基準 国営建技第 21 号」

第6章 鉄筋コンクリート造、6.2 各部設計

【 (3) 柱、梁には、配管等の埋設は行いません。また、壁や床版は、埋設される配管等による影響を考慮します。 】

選択肢3. 梁貫通孔は、せん断力の大きい部位を避けて設け、必要な補強を行う。

問題文内容通りです

 

「建築構造設計基準 国営建技第 21 号」

第6章、第7章、第8章

梁貫通孔は、せん断余裕度の小さい部位を避け、必要な補強を行います。 】

選択肢4. 構造体に作用する荷重及び外力は、固定荷重、積載荷重及び地震力とし、風圧力は考慮しない。

構造体に作用する荷重及び外力は、固定荷重、積載荷重、積雪荷重及び地震力とし、風圧力も考慮する

 

「建築基準法施行令第83条(荷重及び外力の種類)」

【 建築物に作用する荷重及び外力は、次の項目を採用します。

1) 固定荷重、2) 積載荷重、3) 積雪荷重、4) 風圧力、5) 地震力

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