2級管工事施工管理技士 過去問
令和元年度(2019年)前期
問16 (2 問16)
問題文
下水道に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
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問題
2級管工事施工管理技士試験 令和元年度(2019年)前期 問16(2 問16) (訂正依頼・報告はこちら)
下水道に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
- 下水とは、生活若しくは事業(耕作の事業を除く。)に起因し、若しくは付随する廃水又は雨水をいう。
- 下水道の流速は、一般的に、下流に行くに従い漸増させ、勾配は下流に行くに従い緩やかにする。
- 下水道本管への取付管の接続は、管底接続とする。
- 分流式では、降雨初期において、汚濁された路面排水が雨水管きょを経て直接公共用水域に放流される。
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この過去問の解説 (2件)
01
2.下水には沈殿物が含まれており、管路内に堆積しないように、下流に向けて流速は漸増させるようにし、勾配は緩やかにします。○です。
3.取付管を管底に接続すると大雨などで流量が増えた場合に水圧が強くなり、排水が流れず逆流してしまう場合があります。基本的には管の上部に接続するのが望ましいです。×です。
4.分流式では汚水は下水処理場へ、雨水は川や海に直接放流します。路面排水は雨水なので直接放流されます。○です。
答えは3です。
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02
下水道に関する問題です。
正
問題文内容通りです。
「下水道法第2条(用語の定義)」
第1号
【 下水:生活あるいは耕作の事業を除く事業に起因し、あるいは付随する廃水(汚水)又は雨水のことです。 】
正
問題文内容通りです。
一般的に、流速は下流に行くほど漸増させ、勾配は緩やかにします。
下流に行くに従い勾配をゆるやかにしても、流量が増すため、流速は漸増します。
下流の勾配も上流と同じような勾配とすると、流速が大きくなり、埋設深さが大きくなり、施工が困難で、施工費用が嵩むことになります。
誤
下水道本管への取付管の接続は、本管の中心線から上方接続とする。
民有地内の排水設備から汚水・雨水を本管に流すために、民有地と道路の境界にあるますと本管を結ぶ管が、取付管です。
・布設方向は、本管に対して直角で直線的に布設し、本管の取り付け部は、本管に対して60度か90度とし、取付管間隔は 1 m以上離します。
・取付け管の取付け位置は、本管の中心線から上方に取付けます。
正
問題文内容通りです。
分流式は汚水のみを処理場に送る方式で、雨天時に汚水を水域に放流することはありません。
ただし、分流式であっても、降雨初期には、かなり汚濁された路面排水が、雨水管きょを経て直接公共用水域に放流されます。
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