2級管工事施工管理技士 過去問
令和元年度(2019年)前期
問20 (2 問20)

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問題

2級管工事施工管理技士試験 令和元年度(2019年)前期 問20(2 問20) (訂正依頼・報告はこちら)

排水・通気設備に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
  • 管径が65mm以下の排水横枝管の最小勾配は、1/100とする。
  • 排水横主管の管径は、これに接続する排水立て管の管径以上とする。
  • ループ通気管の最小管径は、30mmとする。
  • 屋外埋設排水管の勾配が著しく変化する箇所には、排水ますを設ける。

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この過去問の解説 (2件)

01

1.65mm以下の排水横枝管の最少勾配は1/50です。×です。
2.排水横主管は接続する排水立て管と同径もしくはそれ以上でなければならないので、○です。
3.ループ通気管の最小管径は、30mm以上です。○です。
4.勾配が厳しい部分に関しては、排水ますを設けて落差を確保し、流量を確保します。○です。
答えは1です。

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02

排水・通気設備に関する問題です。

選択肢1. 管径が65mm以下の排水横枝管の最小勾配は、1/100とする。

管径が65mm以下の排水横枝管の最小勾配は、1/50とする

 

排水横管の勾配は、SHASE-S206によれば、以下のように規定されています。

配管径最小勾配
65 mm以下1/50
75,100 mm1/100
125 mm1/150
150 mm以上1/200

選択肢2. 排水横主管の管径は、これに接続する排水立て管の管径以上とする。

問題文内容通りです

 

排水立て管は、排水横枝管・器具排水管・機器からの排水をまとめて排水横枝管か排水主管に導く立て管です。

排水立て管の管径は、これに接続する横枝管の管径以上とし、受け持つ器具排水負荷単位の累計から、配管径を決定します。

選択肢3. ループ通気管の最小管径は、30mmとする。

問題文内容通りです

 

通気管の最小管径は、30 mmです。

建物の排水槽に設ける通気管の管径は、50 mm以上です。

 

ループ通気管の管径は、排水横枝管と通気立て管の管径のうち、いずれか小さい方の 1/2以上とします。

選択肢4. 屋外埋設排水管の勾配が著しく変化する箇所には、排水ますを設ける。

問題文内容通りです

 

屋外埋設排水管の勾配が著しく変化する箇所には、排水ますを設けます。

排水ますは、屋外排水管の直線部距離が、埋設管内径の120倍を超えない範囲に設けます。

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