2級管工事施工管理技士 過去問
令和元年度(2019年)前期
問23 (2 問23)
問題文
FRP製浄化槽の施工に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
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問題
2級管工事施工管理技士試験 令和元年度(2019年)前期 問23(2 問23) (訂正依頼・報告はこちら)
FRP製浄化槽の施工に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
- 掘削が深すぎた場合、捨てコンクリートで所定の深さに調整する。
- 地下水位による槽の浮上防止策として、固定金具や浮上防止金具などで槽本体を基礎コンクリートに固定する。
- 槽の水張りは、水圧による本体及び内部設備の変形を防止するため、槽の周囲を埋戻してから行う。
- 槽に接続する流入管、放流管等は、管の埋設深さまで槽の周囲を埋戻してから接続する。
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この過去問の解説 (2件)
01
2.浄化槽の据え付けの時に、浮上防止で固定金具を基礎に据え付けます。○です。
3.水張りをしないで埋め戻した場合、槽が動いてしまったり、傾いてしまいます。×です。
4.埋戻し前に逃げ配管をすると、槽が変形したり、配管が押されて逆勾配になるので、埋め戻してから配管します。○です。
答えは3です。
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02
FRP製浄化槽の施工に関する問題です。
正
問題文内容通りです。
掘削深さは、地表面より本体丁未までの寸法に、基礎コンクリート 10 cm以上、捨てコンクリート 5 cm以上、砂利地業厚さ 約10 cmを加えます。ただし、本体の寸法や各施工寸法に関して、メーカーに確認する必要があります。
マンホールの蓋は地表面より 2.5 cm程度高くし、深く掘り過ぎたときは、埋め戻すと設置後に不等沈下を起こすことがあるため、砂利地業か捨てコンクリート地業で調整します。
正
問題文内容通りです。
本体の固定金具や浮上防止金具は、施工図で正しく隅出しを行い、基礎コンクリート鉄筋に緊結します。
誤
槽の水張りは、水圧による本体及び内部設備の変形を防止するため、槽の周囲の埋戻し前に行う。
埋戻しの前に、水張りを行い、各部の水平・漏水を確認し、越流せきからの越流が均等になるように調整します。
槽を満水として、24時間漏水のないことを確認します。
正
問題文内容通りです。
埋戻しの途中で、流入管・流出管・空気配管・電線管などの接続を行い、埋め戻す際に、管類が損傷しないように注意します。
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