2級管工事施工管理技士 過去問
令和元年度(2019年)前期
問30 (4 問30)

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問題

2級管工事施工管理技士試験 令和元年度(2019年)前期 問30(4 問30) (訂正依頼・報告はこちら)

「工程表」と「関連する用語」の組合せのうち、適当でないものはどれか。
  • バーチャート工程表 ――― ダミー
  • バーチャート工程表 ――― 予定進度曲線
  • ネットワーク工程表 ――― フロート
  • ネットワーク工程表 ――― アクティビティー

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この過去問の解説 (2件)

01

バーチャート工程表は縦軸に作業項目と横軸に作業を行う日付を記載する工程表です。スケジュールは把握しやすいですが、各作業の関連性はわかりにくいです。ネットワーク工程表は丸と矢印を使って表す工程表です。作業に必要となる工数や作業間の関連性、工程の流れを把握するのに適しています。ただし進捗状況の把握はこれのみでは難しいです。
1.ダミーはネットワーク工程表で使われるもので、作業の前後関係を表すものです。×です。
2.予定進度曲線はバーチャート工程表において出来高を示すものです。○です。
3.フロートは作業の遂行において、作業者自身では避けることのできない遅れ時間です。ネットワーク工程表に使われます。○です。
4.アクティビティーはネットワーク工程表を構成する作業単位のことです。○です。
答えは1です。

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02

「工程表」と「関連する用語」の組合せに関する問題です。

選択肢1. バーチャート工程表 ――― ダミー

バーチャート工程表 ――― 作業予定日と終了日

 

バーチャート工程表は、縦に各作業名、横軸に予定日数を取り、作業ごとの施工着手日と施工終了日の間を横棒で結んだ工程表で、横線式工程表とも言われます。

この工程表の特徴は、作業の所要日数と施工日数が分かりやすく、工事の着手日と終了日が分かりやすいのが特徴です。

 

ダミーは、ネットワーク工程表で用いられる用語です。

選択肢2. バーチャート工程表 ――― 予定進度曲線

正しい組み合わせです

 

バーチャート工程表は工事の進行度を確認するため、実行進度を書き入れます。

実行進度は、工事の出来高%を縦軸にとって、その類型を取って線で結んだものが、予定進度曲線で、実際の工事の進捗をプロットしたものが実施進度曲線です。

この予定進度曲線と実施進度曲線を比較することで、工程の動きを監視できます。

選択肢3. ネットワーク工程表 ――― フロート

正しい組み合わせです

 

ネットワーク工程表は、丸ト矢印の組み合わせで、各作業が全体の中でどのような位置や相互関係になっているかを表示する工程表です。 

フロートは、作業の余裕時間を表す用語です。

選択肢4. ネットワーク工程表 ――― アクティビティー

正しい組み合わせです

 

アクティビティーは、ネットワークを構成する作業単位です。

丸と矢印でネットワーク工程表を構築しますが、矢印で表す部分の用語です。

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