2級管工事施工管理技士 過去問
令和元年度(2019年)後期
問3 (1 問3)
問題文
流体に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
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問題
2級管工事施工管理技士試験 令和元年度(2019年)後期 問3(1 問3) (訂正依頼・報告はこちら)
流体に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
- 流体の粘性の影響は、流体に接する壁面近くでは無視できる。
- 水中における水の圧力は、静止した水面からの深さに比例して高くなる。
- 圧力計が示すゲージ圧は、絶対圧から大気圧を差し引いた圧力である。
- ベルヌーイの定理は、流線上にエネルギー保存の法則を適用したものである。
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この過去問の解説 (2件)
01
問題.1 流体の粘性の影響は、流体に接する壁面近くでは無視できる。⇒無視できないが正解。
解説としては、壁と流体との間で摩擦力が働くため、断面の各部分の流速は異なります。無視できる、考慮する必要はないなどの文言があれば、適当でない可能性が高いです。
問題2.3.4の設問は正しいです。
問題3のゲージ圧については、「ゲージ圧」=絶対圧-大気圧と暗記してください。ひっかけ問題として、ゲージ圧と絶対圧の部分を入れ替えて出題してくる可能性があります。
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02
流体に関する問題です。
誤
流体の粘性の影響は、流体に接する壁面近くほど大きくなる。
粘性は内部摩擦とも言い、運動している流体内部の接近した2つの部分が、相互に力を及ぼし合う性質です。
流体の粘性の影響は、物体表面近くで大きく表れ、この物体表面近くの層を境界層と言います。
正
問題文の内容どおりです。
水中における水の圧力の大きさは、水が入っている容器の形状や大きさに関係なく、深さのみに比例して大きくなります。
水圧の働く向きは、下向きだけでなく、あらゆる向きに働きます。
正
問題文の内容どおりです。
圧力計は、大気圧との差を示すようにできていて、大気圧を基準とした圧力の大きさをゲージ圧と言い、絶対真空を基準とした大きさは、絶対圧と言います。
ゲージ圧=絶対圧-大気圧
圧力計は、大気圧以上の圧力の大きさを示し、真空計は大気圧以下の大きさを示します。
正
問題文の内容どおりです。
ベルヌーイの定理は、流体が持つ運動エネルギー、重力による位置エネルギー、圧力によるエネルギーの総和が、流線に沿って一定不変であることを示します。
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