2級管工事施工管理技士 過去問
令和元年度(2019年)後期
問15 (2 問15)

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問題

2級管工事施工管理技士試験 令和元年度(2019年)後期 問15(2 問15) (訂正依頼・報告はこちら)

上水道施設に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
  • 取水施設は、河川、湖沼又は地下の水源より水を取り入れ、粗いごみや砂を取り除く施設である。
  • 導水施設は、取水施設から浄水施設まで原水を送る施設である。
  • 浄水施設は、原水を水質基準に適合させるために、沈殿、ろ過、消毒等を行う施設である。
  • 送水施設は、浄水場で浄化した水を需要者に送水するための施設である。

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この過去問の解説 (2件)

01

正解は4

問題.4 送水施設は、浄水場で浄化した水を需要者に送水するための施設である。⇒送水施設が間違いで、配水施設ならば文意が通る。

送水施設は、浄水場で飲み水としてできた水道用水を各市町村の配水池へ送る施設で、ポンプ、送水管などで構成される。

問題1. 設問の内容は正しい。
問題2. 設問の内容は正しい。
問題3. 設問の内容は正しい。

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02

上水道施設に関する問題です。

選択肢1. 取水施設は、河川、湖沼又は地下の水源より水を取り入れ、粗いごみや砂を取り除く施設である。

問題文の内容どおりです

 

取水施設は、河川、湖沼又は地下の水源より水を取り入れ、粗いごみや砂を取り除き、導水施設に水を送り込む施設です。

 

水道水の水源は、地表水と地k巣に分けられ、水量が豊富で長期に渡り取水計画を確保できる水源が望ましいと言えます。

選択肢2. 導水施設は、取水施設から浄水施設まで原水を送る施設である。

問題文の内容どおりです

 

導水施設は、取水施設で取水された原水を、浄水施設まで導く施設です。

導水量の計画は、計画取水量を基に決められます。

 

導水の方式には、自然流下するものと、ポンプで加圧後に送水するもの、2つを併用する方式があります。

選択肢3. 浄水施設は、原水を水質基準に適合させるために、沈殿、ろ過、消毒等を行う施設である。

問題文の内容どおりです

 

浄水施設は、沈殿・ろ過・消毒などの作用を行い、着水井・薬品注入設備・凝集池・沈殿池・ろ過池・消毒設備で構成されています。

原水を浄化する目的は、保健と衛生的に飲用に適した水、つまり水道法で定められた水質基準適合の水を経済的に作ることです。

選択肢4. 送水施設は、浄水場で浄化した水を需要者に送水するための施設である。

送水施設は、浄水場で浄化した水を、配水池まで常時一定量を送水するための施設である

あるいは

配水施設は、浄水場で浄化した水を需要者に送水するための施設である

 

送水施設は、浄水場から配水池まで常時一定量の水を送る施設で、計画総水量は、計画1日最大給水量を基準に、定められます。

送水施設の構造は、外部から汚染されない管水路とします。

 

浄水場で浄化した水を需要者に送水する施設は、配水施設です

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