2級管工事施工管理技士 過去問
令和2年度(2020年)
問23 (2 問23)

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問題

2級管工事施工管理技士試験 令和2年度(2020年) 問23(2 問23) (訂正依頼・報告はこちら)

FRP製浄化槽に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
  • 埋戻しは、良質土で行うものとし、周囲を数回に分け均等に突き固め、水締めを行う。
  • 槽本体は、満水状態にして12時間以上放置し、漏水のないことを確認する。
  • 国土交通大臣型式認定の表示シールにより、認定番号、処理能力等を確認する。
  • 槽本体のマンホールのかさ上げは、最大300mmまでの高さとする。

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この過去問の解説 (2件)

01

①正 設問のとおりです。
   土圧による変形防止のため、
   水張りした状態で埋め戻し作業を行います。

②誤 24時間以上放置し、検査を行います。

③正 設問のとおりです。

④正 設問のとおりです。

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02

FRP製浄化槽に関する問題です。

選択肢1. 埋戻しは、良質土で行うものとし、周囲を数回に分け均等に突き固め、水締めを行う。

問題文の内容通りです

 

埋戻しは、以下の手順で行います。

1) FRP製浄化槽は、平面的な圧力に強いが、鋭角な石にはよわいため、埋戻し土は良質土を使います。

2) 本体内部に土砂不が入らないように、開口部は覆い、蓋をしてから埋め戻します。

3) 槽を安定させ、本体の据付け位置のずれ、水平の狂いを防止するため、水張り状態で均等に静かに埋め戻します。

4) 埋戻しは、良質土で行い、数回に分けて周囲を均等に突き固め、水締めを行います

5) 埋戻し途中で、流入管や流出管や空気配管や電線管などの接続を行い、さらに埋め戻す際に、管の損傷に注意して施工します。

選択肢2. 槽本体は、満水状態にして12時間以上放置し、漏水のないことを確認する。

槽本体は、満水状態にして24時間以上放置し、漏水のないことを確認する

 

据付け時の水張では、各部の水平や漏水を確かめ、越流せきからの越流が均等となるように調整します。

槽を満水として、24時間以上漏水がないことを確認します。

選択肢3. 国土交通大臣型式認定の表示シールにより、認定番号、処理能力等を確認する。

問題文の内容通りです

 

槽の搬入時には、「認定の表示」シールで、「国土交通大臣型式認浄化槽」の文字・認定番号・処理能力などを確認します。

 

「浄化槽の型式の認定に関する省令別表」

【 表示すべき事項

1 浄化槽の名称

2 「浄化槽法に基づく型式認定浄化槽」の文字

3 法第13条第1項又は第2項の認定の番号

4 法第13条第1項又は第2項の認定の年月日

5 処理方式

6 処理能力

7 浄化槽製造業者の氏名又は名称 】

選択肢4. 槽本体のマンホールのかさ上げは、最大300mmまでの高さとする。

問題文の内容通りです

 

槽の設置位置の検討に当たり、流入管底が深くなる場所では、ピットを設けるか、かさ上げ工事(槽本体の開口部分を立ち上げる)を行います。

かさ上げ高さは、設置後の保守や清掃を考慮し、最大 300 mmとします。

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