2級管工事施工管理技士 過去問
令和3年度(2021年)前期
問13 (ユニットB 問13)

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問題

2級管工事施工管理技士試験 令和3年度(2021年)前期 問13(ユニットB 問13) (訂正依頼・報告はこちら)

換気設備に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
  • 発電機室の換気は、第1種機械換気方式とする。
  • 無窓の居室の換気は、第1種機械換気方式とする。
  • 便所の換気は、居室の換気系統にまとめる。
  • 駐車場の換気は、誘引誘導換気方式とする。

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この過去問の解説 (2件)

01

換気設備の記述に該当しないものを選択する問題です。

1.第一種機械換気方式は、

 給気・排気共に機械ファンを用いる方式です。

 発電機室では温度上昇による機械の故障を防ぐために、

 第一種機械換気方式にて換気を行います。

2.無窓居室の換気は、

 機械換気設備を設けることが義務付けられています。 

3.便所換気系統と居室換気系統は別系統にします。

4.駐車場内の排気ガスを換気するために、

 誘引誘導換気方式は有効です。

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02

換気設備に関する問題です。

選択肢1. 発電機室の換気は、第1種機械換気方式とする。

問題文内容通りです

 

第1種機械換気方式は、給気側と排気側それぞれに、専用の送風機を設け、確実な給・排気ができ、気流分布と圧力の制御が可能です。

外気と遮断された無窓の室に適用され、ボイラ室や発電機室などの燃焼空気やエアバランスの必要な室に有効です。

選択肢2. 無窓の居室の換気は、第1種機械換気方式とする。

問題文内容通りです

 

前問の解説あるように、第1種機械換気方式は、外気と遮断された無窓の室に適用されます。

選択肢3. 便所の換気は、居室の換気系統にまとめる。

便所の換気は、居室とは別に独立した換気系統にまとめる

 

臭気・有毒ガス・粉じん・水蒸気などの汚染源の異なる換気や、使い勝手の異なる換気は、それぞれ他と独立した換気系統とする必要があります。

選択肢4. 駐車場の換気は、誘引誘導換気方式とする。

地下駐車場のように広い範囲を喚起するときは、誘導換気システムを用います。

 

誘導換気システムは、給気側の送風機で送られた外気を、誘引誘導用送風機を使って誘引誘導用ノズルから高速吐出空気を出して、誘引および攪拌しながら排気側まで誘導し、排気側送風機で駐車場の汚染された空気を排出します。

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