2級管工事施工管理技士 過去問
令和3年度(2021年)前期
問22 (ユニットB 問22)

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問題

2級管工事施工管理技士試験 令和3年度(2021年)前期 問22(ユニットB 問22) (訂正依頼・報告はこちら)

ガス設備に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
  • 液化石油ガスは、空気中に漏えいすると低いところに滞留しやすい。
  • 液化石油ガスは、主成分である炭化水素由来の臭気により、ガス漏れを感知できる。
  • 一般家庭用のガスメーターは、原則として、マイコンメーターとする。
  • 液化天然ガスは、石炭や石油に比べ、燃焼時の二酸化炭素の発生量が少ない。

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この過去問の解説 (2件)

01

ガス設備に該当しないものを選択する問題です。

1.液化石油ガス(LPガス)は、

 空気よりも重いため、漏洩時低い位置に滞留します。

2.LPガスは本来無色無臭です。

 そのため、漏洩が分かるように臭いをつけます。

 『主成分である炭化水素由来の臭気』ではありません。

3.一般家庭用ガスメータは原則、

 自動的にガスを止めることのできるマイコンメータを設置します。

4.液化天然ガスはエコとして知られており、

 二酸化炭素排出量は少ないです。 

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02

ガス設備に関する問題です。

選択肢1. 液化石油ガスは、空気中に漏えいすると低いところに滞留しやすい。

問題文内容通りです

 

液化石油ガスとは、プロパン、ブタンその他の炭化水素を主成分とするガスを液化したもので、比重が1より大きいため、空気より重く、空気中に漏洩すると、低い所に滞留しやすいです。

選択肢2. 液化石油ガスは、主成分である炭化水素由来の臭気により、ガス漏れを感知できる。

液化石油ガスは、主成分である炭化水素由来の臭気はなく(無臭)、ガス漏れを感知できない

 

液化石油ガスは、無色・無臭のガスであるため、漏れたガスを検知できるように臭いを付けています。

選択肢3. 一般家庭用のガスメーターは、原則として、マイコンメーターとする。

問題文内容通りです

 

一般家庭用ガスメーターは、原則として、マイコンメーターを設置します。

選択肢4. 液化天然ガスは、石炭や石油に比べ、燃焼時の二酸化炭素の発生量が少ない。

問題文内容通りです

 

燃焼して同じ熱量を得るために排出されるCO2の排出量比は、次のようになります。

石炭:原油:天然ガス(NG)=10:7.5:5.5

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