2級管工事施工管理技士 過去問
令和3年度(2021年)前期
問30 (ユニットD 問30)

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問題

2級管工事施工管理技士試験 令和3年度(2021年)前期 問30(ユニットD 問30) (訂正依頼・報告はこちら)

下図に示すネットワーク工程表において、クリティカルパスの所要日数として、適当なものはどれか。
ただし、図中のイベント間のA~Hは作業内容、日数は作業日数を表す。
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  • 12日
  • 13日
  • 15日
  • 16日

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この過去問の解説 (2件)

01

クリティカルパスとは、

全ての作業を行った際の最長の日数のことです。

本設問では、

もっともかかる日数は

16日

になります。

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02

ネットワーク工程表のクリティカルパスの所要日数に関する問題です。

 

ネットワーク工程表の➀(開始点)から⑦(終点)に至る行程は、次の3つに分けられます。

1) ➀→③→④→⑤→⑦    単純には13日

2) ➀→②→⑥→⑦      単純には12日

3) ➀→③→④→⑤→⑥→⑦  単純には15日

 

1) の考察

③→④と③から次の行程に行くには、②が終わっていないと、次の行程に移れない。

Aが4日とBが5日では、Bが長いため、➀→③→④は、7日ではなく、8日です。

従って、1) の所要日数は、14日です

 

2) の考察

⑥から⑦へ進むには、Fの作業が終了しないと、⑦へ進めません。

したがって、➀→③→④→⑤→⑥の行程まで進んでいる必要があり、所要日数は、13日かかります。

ここで、➀→③は、➀→②→③と行く必要があるため、その日数を加えています。

また、➀→②→⑥では9日掛かるため、2) の行程は、➀→②→③→④→⑤→⑥→⑦となって、所要日数は、13日+3日の16日になります。

 

3) の考察

この行程は、実際の2) の行程と同じになるため、所要日数は、16日です。

 

以上から、クリティカルパスは、➀→②→③→④→⑤→⑥→⑦で、所要日数は、16日です。

選択肢1. 12日

クリティカルパスの所要日数ではありません。

選択肢2. 13日

クリティカルパスの所要日数ではありません。

選択肢3. 15日

クリティカルパスの所要日数ではありません。

選択肢4. 16日

クリティカルパスの所要日数です

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