2級管工事施工管理技士 過去問
令和3年度(2021年)前期
問34 (ユニットD 問34)

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問題

2級管工事施工管理技士試験 令和3年度(2021年)前期 問34(ユニットD 問34) (訂正依頼・報告はこちら)

配管及び配管附属品の施工に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
  • 給水立て管から各階への分岐管には、分岐点に近接した部分に止水弁を設ける。
  • 雑排水用に配管用炭素鋼鋼管を使用する場合は、ねじ込み式鋼管製管継手で接続する。
  • パイプカッターは、管径が小さい銅管やステンレス鋼管の切断に使用される。
  • 地中で給水管と排水管を交差させる場合は、給水管を排水管より上方に埋設する。

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この過去問の解説 (2件)

01

配管及び配管附属品の施工に関して該当しないものを選択する問題です。

1.給水立て管から各階への分岐管には、

 分岐点に近接した部分に止水弁を設けます。

 フロア毎に止水ができるよう設置します。

2.雑排水用の管種では、漏水を防止するためねじ込み式は使いません

3.パイプカッターは工具の構造上、

 管径の小さな銅管やステンレス鋼管にのみ使用することができます。

4.地中で給水管と排水管を交差する際は、

 排水が万が一漏洩した際でも汚染されることのないように、

 給水管を上方に設けます。 

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02

配管及び配管附属品の施工に関する問題です。

選択肢1. 給水立て管から各階への分岐管には、分岐点に近接した部分に止水弁を設ける。

問題文の内容通りです

 

「建設省告示第1597号(建築物に設ける飲料水の配管設備及び排水のための配管設備の構造方法を定める件)」

第1 第1項ロ

【 給水立て主管から、各階への分岐管等主要な分岐管には、分岐点に近接した部分に、操作を容易に行える部分に止水弁を設けます。 】

選択肢2. 雑排水用に配管用炭素鋼鋼管を使用する場合は、ねじ込み式鋼管製管継手で接続する。

雑排水用に配管用炭素鋼鋼管を使用する場合は、ねじ込み式排水管継手で接続する

 

ねじ込み式では、ねじ込み式可鍛鋳鉄製管継手は、配管用炭素鋼鋼管に使用します。

ねじ込み式排水管継手は、鋳鉄製と可鍛鋳鉄製があり、配管用炭素鋼鋼管を使った排水配管に使用します

ねじ込み式排水管継手は、排水中の固形物を流れやすくするため、管継手の内径端部と鋼管のネジ端部との接続時に、段差が小さくなるように、管継手めねじ奥部にリセス部がついています。

選択肢3. パイプカッターは、管径が小さい銅管やステンレス鋼管の切断に使用される。

問題文の内容通りです

 

パイプカッターは、管を挟んで、管周囲を締めながら、ローラー刃を回転させて切断します。

小管径の銅管に利用されます。

選択肢4. 地中で給水管と排水管を交差させる場合は、給水管を排水管より上方に埋設する。

問題文の内容通りです

 

給水管と排水管を平行に埋設するときは、両配管の水平間隔をできるだけ離し、また、給水管は配水管の上方に埋設します。

両配管が交差するときも、これに準じます。

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